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ここ2日ほど、8月22日の「ジャナイプルニマ」というお祭り関連の話を書いていますが、今日もその続きです。
ジャナイプルニマの日、カトマンズ盆地土着のネワール族の多くは、カエルにもお供えをします。
農作をするにあたり、カエルと田畑は切っても切れない存在。
この日のお供えは、田畑を耕すことでカエルの邪魔をしてしまうことへのお詫びだったり、豊作になるよう願う祈りだったりと、いろいろな理由があるそう。
パタンに住むネワール族のスタッフが見せてくれた今年(2021年)のお供えは、写真のような感じでした。
いんげんの葉を皿代わりに、ご飯・ロティ・クワティ・水牛肉片、ジャガイモやカボチャと里芋の茎葉のおかず、キュウリと大根が少しずつのせられています。
小さな国だけど、民族や地域によっていろいろな興味深い風習がある、奥深いネパールです。
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