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△最後の晩餐。修復も終わって綺麗になっていました。
イタリア政府が、日本、アメリカおよびカナダからの入国条件を緩和して、ワクチン接種完了して陰性証明が有る場合到着後の隔離が不要となったのを知り、今まで見たかった「最後の晩餐」のチケットを確認したところ入手可能だったので、ミラノに行ってきました。参考にしていたければうれしいです。
デルタ株が猛威を振るい、いまだ旅行がままならない状況ですが、感染が収束したらぜひイタリアをご訪問ください。
ミラノの特派員の皆様、これからもよろしくお願いいたします^^
△とてもおしゃれなミラノマルペンサ空港(MXP)
■ミラノへの道
2021年8月28日、イタリア保健省からの通達で、日本、アメリカおよびカナダからの入国者は、次の条件を満たせば、到着後の隔離が不要になったと知りました。その条件は、
イタリア政府が認めるワクチン接種証明書又は治癒証明書
イタリア入国前72時間以内に実施したPCR検査又は抗原検査の陰性証明書
イタリアと言えば、今まで観たかった「最後の晩餐」を鑑賞するチャンスと、チケット販売Webを見たら、1週間先でも取得が可能なことがわかったので、さっそく訪問を計画しました。
■ワクチン接種証明書
ワクチンの接種証明書は、米国在住なので、接種時に受け取った米国疾病予防センター(CDC)発行の接種履歴用紙を使用できました。日本からの方は、グリーン証明書を持参いただければ大丈夫です。接種証明書の確認は、出発地のエアラインカウンターで、エアラインの職員がイタリア政府の委託を受けて行っています。イタリア到着後の確認は今回はありませんでしたが、なくさないようにしましょう。
■コロナ陰性証明書
SFO空港近くの旅行社向け検査場で、出発の前日に検査を受け、PDFで送られて来た証明書を印刷して持参しました。これもエアラインカウンターで確認があり、ミラノ到着後の再確認は今回はありませんでした。
■デジタル旅客位置情報フォーム(dPLF)
2021年5月24日以降のイタリア入国者は、事前に位置情報を登録し、その証拠であるQRコードを提示して確認を受けます。イタリア到着後は再確認は今回はありませんでした。
■ミラノ・マルペンサ空港(MXP)到着
MXP到着後、入国審査は、日本人・アメリカ・カナダ市民は、顔認証形式の機会に誘導されます。私の場合は、日本人でアメリカから入国のためか、顔認証機械のパスポートの読み取り時にエラーとなり、係員の方に一般の入国審査の列の途中に誘導されました。入国審査官からは、「どこに住んでいるのか」との質問のみがあり、「USA」と答えたら問題なくパスポートに入国印を押してもらえました。日本人でも、居住国によっては隔離免除にならないのかもしれません。
△マルペンサ空港(MXP)とミラノ中央駅を結ぶマルペンサエキスプレス
MXPからミラノ市内への移動は、行きは列車(マルペンサエキスプレス、€13)帰りは直通バス(€10)を利用しました。運航頻度はバスの方が多いですが、乗り心地は断然列車でした。マルペンサエキスプレスの乗り場は、到着ロビーの天井に下がっている列車マークの案内に従い、地下から乗ります。切符は自動販売機で、クレジットカードで購入できました。どちらも、ミラノ中央駅まで1時間弱です。
△ミラノの中心にそびえるドォーモ
■市内見学、ドォーモ
地球の歩き方に出ているミラノカードを中央駅(チェントラーレ)で購入しようと探し回ったのですが、地下鉄の切符入り場の係員に聞いても結局販売場所がわからず、ATM(市内交通)の1日券(€7.00)を自販機で購入しました。地下鉄の移動時に毎回切符を買わずに済んで便利でした。いま調べたら、オンラインでモバイルアプリ版がこちらから購入できるみたいですね。事前調査不足でした。
ミラノと言えば、ドォーモ。さっそく見学に行ってみました。チケットはオンラインでも購入できそうでしたが、アナログな私は、右横のチケット販売場所(兼、ギフトショップ)で購入。列は少しありましたが、10分ほどの持ち時間で購入できました。ドォーモへの入場は、ほとんど待ち時間なしで入場できました。
ドォーモの中の見学後は、エレベーターで屋上見学です。こちらはドォーモの左側をほぼ後ろまで行ったところから入場。こちらは少し列があって、15分ほど待ちました。エレベータで上がったところは、いまだ屋根の一番下で、そこから細い階段で一番上まで登ってきました。ミラノが一望できてよかったです^^
△だまし絵教会の種明かし
■だまし絵教会
友人から紹介されて興味のあった「だまし絵教会」Chiesa di Santa Maria presso San Satiroを訪問しました。ドォーモのすぐ近くで入口を入ると、奥にある祭壇とその後ろに広がる部屋が見えます。何がだまし絵?っと思って近寄って横から見るとビックリ。おもしろいですね。
△最後の晩餐のあるサンタマリア・デッレ・グラツィエ教会内部
■最後の晩餐
今回のミラノ訪問の目的、最後の晩餐の鑑賞です。ドォーモから地下鉄でサンタマリア・デッレ・グラツィエ教会に移動しました。予約の時刻に聖堂に入り15分間鑑賞できました。1回の鑑賞人数は少なく、コロナの対応で人数を制限しているのかもしれないです。おかげでユックリ鑑賞できてよかったです。