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手食で楽しむダルバート(ネパールの国民食)

春日山 紀子

春日山 紀子

ネパール特派員

更新日
2021年9月25日
公開日
2021年9月25日
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ネパールの国民食ダルバート。

ご飯、豆のスープ、青菜炒め、箸休め的なピリ辛おかず(ピリ辛な時点で全然箸休めではありませんが)、肉類などがセットになった食事です。

ローカルなダルバート屋に入ると、メニューはただそれだけ。席に着くなり、山盛りご飯とおかずが盛られたお皿が無言で運ばれてくることもあります。

肉以外はお代わり自由。ワンコそば状態でどんどんつぎ足してくれるので、大食いの人にはもってこい。

基本、スプーンやフォークは使わず、手で食べるのがマナー。人が使ったスプーンやフォークはいくら洗っても「穢れ」ているとされ、宗教によってはそれをよくないとする人も多く、店側でも出さないし、客も求めません(余談ですが、穢れの概念により、誰が作ったかわからない外食をよしとしない年配の人たちも、熱心なヒンドゥ教徒の中にはいらっしゃいます)。

ただし、いまではそういう概念も薄れ、手を汚したくないからという理由でスプーン類で食べる人も多いですし、ちょっとこじゃれたレストランなどでは初めからスプーン類がついてきますが、ローカル飯屋ではいまでも手食をしている人の方が多い印象です。

そんな手食の様子、まぜまぜしながら、黙々と指で口に運ぶ光景をお楽しみください↓

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