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2021年8月終わりから9月初旬、Göteborg(ヨーテボリ)号はアジアに先駆け、ストックホルムまでテスト航行しました。
本拠地であるスウェーデン南部のヨーテボリから12日間かけて8月26日、最初の目的地であるストックホルムに入港し、9月4日出港しました。
ストックホルムでは船上を一般開放して予約制で見学ができたり、政府関係者をはじめとした招待客の見学、またパーティなどのイベントを行っていました。
そして、9月12日、元のヨーテボリに戻ってきました。
そのため、10月2日から来年アジアに向けて出港するまでの間、ヨーテボリで見学が可能となっています。
ヨーテボリ号は、18世紀の船をモデルに、2005年に復元された船です。
航海の目的は、スウェーデンに在籍するパートナー企業のアジアとのビジネス促進、そしてサステナビリティについてプロモーションするためです。
来年4月から2度目のアジアへの航行がスタートします。予定では約半年をかけて、最終目的地である中国を目指します。前回は2005年から2007年、同じく中国まで航行しました。航行はスペインからブラジル、ケープタウンなどを経て、インド、シンガポールをはじめとしたアジアの国々にも寄港していました。今回はスエズ運河を通過する別ルートとなるようですが、いくつか前回と同じ国々にも訪れる計画を現在行っているようです。
また航行のたびに、一部の船乗員を募集していて、アジアへの航行に向けたクルーをこれから募集します。ストックホルムへの航行では6000人を超える応募があり、新型コロナの影響もあって、船乗員を70名程度に絞ったそうです。
船乗員をはじめ、スウェーデンの夢と未来を背負ったヨーテボリ号に興味がありましたら、ぜひウェブサイトを訪れてみてください。ウェブサイト上では、ヨーテボリが現在どこに停泊しているのか、リアルタイムで確認することもできます。
(参考)
■ヨーテボリ号