キーワードで検索
日本政府は2021年9月27日に新しい水際対策を発表しました。これまで外国から日本に戻るときは14日間の自宅やホテルでの隔離が求められていましたが、日本政府が認めたワクチンの接種を完了していれば10日間に短縮されることになりました。香港は新型コロナウイルスの感染拡大を抑えていることから短縮措置が適用されることになりました。この措置は10月1日から始まっています。
日本政府もウィズコロナの世界を見据えて少しずつ経済を回す方向になり、世界とのつながりを重視するようになってきました。日本のワクチン接種完了率が約6割まで高まったこともあるでしょう。
日本政府が認めるのは、ファイザー、アストラゼネカ、モデルナのワクチンで日本人で接種した人は間違いなくOKですし、例えば、海外在住日本人が居住しているところでファイザーのワクチンを接種しても適用されます。接種証明書には名前、生年月日、メーカー名、接種日などが書かれている必要があります。
プロセスは、成田国際空港や関西国際空港に到着後、入国手続きを行い、すべてが終わった後自宅などで隔離を始めます。10日目に、日本政府が指定する医療機関でPCR検査や抗原定量検査を行い、そこで陰性であれば、受け取った陰性証明書を日本入国時にインストールをさせられるアプリ「MySOS」を使って提出します。
これで、ワクチン接種を終えた日本人が香港に行くと14日の隔離、香港から日本に戻ってくるときに10日に隔離と合計24日間の隔離をすることになります。一時期、香港政府は場合によっては1週間の隔離ということを実施したのですが、現在は14日間に戻しています。再び香港側の隔離の短縮を期待したいところです。