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Tere!(エストニア語で「こんにちは」の意)
本日2021年10月17日はエストニアの地方自治体の議員選挙投票日です(日本語でどのように表現すればいいのかわかりません……ごめんなさい)。投票日前日までの投票率は39.6%(そのうちオンライン投票は65%ほど)、当日を含めた投票率がどれくらい高くなるか気になるところです。
選挙期間中は以下の写真のように政党ごとに自分たちの方針を話すブースが町のあちこちに設置されます↓
政党ごとにカラー(黄色、緑色、青色など)が決まっているので遠目に見てもわかりやすいです。ここに立ち寄ると公約について説明してくれるほか、ボールペン、キャンディなどがもらえます。「日本では選挙違反になるので無料配布は許されていないんだよー」と話したところ「なんで?」と聞かれたので「一票の買収になるから」と答えたらたいへん驚かれ「すばらしい日本人がキャンディひとつで投票先を変更してしまうの!?」と言われました。「飴玉ひとつじゃ済まなくなるからその線引きなのかな?」と答えておきましたがたしかにエストニア人さんの言う通り、何かをもらったくらいで投票先を変更しちゃう人なんているのかな?と思いました。
さて話を本題に戻しまして、投票はどのように行われるのかというとこれまたあちこちで行なわれます。以下は写真撮影許可をいただけたバスターミナル脇にあるショッピングモールで行なわれた投票風景です。
ふたつの白丸のうち、下の白丸で囲んだところが投票風景です。よく見ると奥にスーパーマーケットの入口が見えます。また、上の白丸で囲んだところは薬局で、いすに座っている人はこれから新型コロナウイルスのワクチン接種を受けるところです。コロナ禍で外出を控えている人でもここには行くかなというところに投票所が設置されていて優しいなあと感じました(外出を控えている方はオンライン投票をすると思いますが)。
エストニアに住んでいると私の時間を奪われないで済んでいる、私(の時間)を大切にしてもらえていると感じることが多いのですが、投票も少しでもストレスフリーになるよう考えられていてとてもいいなあと感じました。
さて私がどこに投票したかというと……まだ投票権がないのでできないのです。残念。私も投票したい1日でした。
皆様、またここでお会いしましょう!