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2021年11月8日から米国に入国するための要件が変更になります。10月末に日本から米国に戻った経験を踏まえて、米国入国の為の情報をお伝えします。参考にしていただけると嬉うれいです。12月6日以降米国に入国するために必要な書類は、次の3種類です。
ワクチン証明書コロナ陰性証明書宣誓書
CDC発行の新型コロナワクチン接種証明書
■ワクチン接種証明書
CDCの指定したワクチンを規定回数接種して2週間以上経過している事の証明が必要です。EUや多くのアジアの国からは今まで米国入国ができなかったので「規制緩和」なのですが、今まで必要なかった日本人には「規制強化」になります。ご注意ください。
私は米国で接種を受けたので、このCDC発行のワクチン証明書を使いました。日本政府の発行する証明書(英文あり)でも大丈夫です。
■コロナ陰性証明書
ワクチン接種証明書のほかに、搭乗24時間前以内の新型コロナ検査での陰性証明書、あるいは新型コロナからの快復証明書が必要です。検査方法は、所謂PCR検査のほかに、定量抗原検査が認められています。詳細はこちらのCDCのページを参照ください。
どの検査がいいかは、航空会社により異なるようです。ご確認ください。
△eMedのAbbottコロナ抗原検査キット
(1)ホーム検査
eMed(Abbott, BinaxNOW COVID-19 Ag Card, HOME TEST)などの米国FDAの認める抗原定量検査のホームテストの利用が可能です。私はミラノからの帰りにeMedのテストを利用しました。NAVICAアプリをスマホに設定し、箱の裏のQRコードをスキャンして監査員(proctor)のビデオ通話の指示に従って検体の採取、検査を行います。15分で検査反応が終わり、検査員の確認後PDFで検査結果がPDFで送られてきます。私は検査結果のPDFをiPadで空港で航空会社の職員に見せて確認してもらいました。この検査キットは米国のみで購入できます。eMedの検査キットは、3個または6個セットで購入でき、約$30/キットです。
どの検査が使えるかは、航空会社の規定によるようです。eMedの検査のアプリの利用航空会社には、デルタ、ユナイテッド、アメリカンの米系航空会社のほか、JALは出ていましたが、ANAは含まれていませんでした。ご利用の場合は問い合わせてみてください。
木下グループのクイック検査結果
(2)羽田空港第一、第二ターミナルの木下グループのクイックテスト(1900円)
今回の日本からの米国入国にこれを用いました。利用したデルタ航空では問題無かったです。ほかの航空会社で使えるかはそれぞれの航空会社にお尋ねください。
今回の米国入国では、初めて到着ゲートにて陰性証明書の再確認がありました。写真のように私の陰性証明書の名前欄には漢字で名前が記入してあり少し手間取りました。対応してくれた方が優しい方で認めてもらいましたが「ダメ」と言われても仕方なかったと思います。木下グループでは、氏名をローマ字表記にしてもらえるようなので、ぜひそうしてください。生年月日は記載がなかったですが質問はなかったです。
(3)そのほかの市中の検査所
こちらは経験がないので不明ですが、英語表記であれば大丈夫だと思います。
■宣誓書(Attestation)
陰性証明を受けたなどを誓う宣誓書への署名が求められます。
私が利用したデルタ航空はオンラインでの宣誓がうれしいそうです。羽田空港のデルタ航空のカウンターの前に大きなQRコードの掲示があり、そこからリンクが可能です。どちらがいいかはそれぞれの航空会社のお問合せください。
米国入国に必要な資料は以上の3種類です。サンフランシスコで皆様のご来訪をお待ちしています。
CDC(米国疾病予防センター)の情報
(2)空路での米国到着者へのコロナ陰性証明書・快復証明書追加情報
(3)空路での米国到着者のワクチン接種証明書要件