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前回の記事ではブルガリアの有名な温泉地【ヴェリングラッド】(Velingrad)について紹介しましたが、せっかく温泉で有名なヴェリングラッドに行くなら温泉やスパを楽しめるホテル宿泊がおすすめです!
けれど日本語でヴェリングラッドについて紹介している記事はあまりない様子……そこで今回は私は過去2度ほどヴェリングラッドに訪れ、滞在したホテル【Maxi Park hotel&spa】を紹介します♪
Maxi Park hotel&spaはヴェリングラッドにある5つ星ホテル
Maxi Park hotel&spaはヴェリングラッドの中心部から近い、松林が生い茂る小高い丘の上に建っています。
アクセスはよいものの周りにはホテル以外の建物があまりないため、喧騒から離れた隠れ家的な雰囲気でゆったりと時を過ごすことができます。
ホテルの目玉は温泉プールやすばらしい設備ですが、周囲の静けさとホテルの周りにある散策路も魅力のひとつ。
ホテルに向かう坂道の途中にはこの写真のような景色が広がっています。
空の広さ・ブルガリアの伝統的な家屋の特徴である赤いレンガ屋根、10月にはさらに山々を彩る紅葉のコントラストが加わり思わずため息が出るほどの美しさ。
自然の中をちょっと歩いて、このきれいな景色を見ていると心が洗われるようでした。
冬でも屋外でも楽しめる! 温水プール
温泉で有名なヴェリングラッドなので、やっぱりホテルの目玉は温泉水を利用したミネラルプール!
Maxi Park hotel&spaには屋内には3つ、屋外には2つのプールがあります。
すべてのミネラルプールは2種類の源泉からひいてきた温泉水を利用していて、
・筋骨格系
・神経系
・呼吸器系
・循環器系
・皮膚関連
の疾患に効果があるとのこと。
温泉水のもとの温度が95℃と高温のため、冬でも36℃をキープしており、あたたかいプールを楽しむことができます♪
(※公式サイトではふたつの屋外プールは通年空いていると書いてありましたが、私が行ったときにはひとつは閉まっていました。)
ちなみに私が訪れた10月中旬は屋外の気温は12,3℃程度。
屋外プールで泳ぐ人を見て
「寒くないのかな?!」
と最初驚きましたが、屋内プールであたたまった後に外に出ると体がポカポカしていて、十分泳ぐことができました。
高級感のある屋内プール
屋内にある3つのプールのうち、メインとなるのがこの写真のプールです。
全長17.5mという比較的大きなサイズのインドアプールですが、途中に柱があるのでまだ泳ぎが得意でない子供でも、そこにときどき掴まりながら泳げるのでお子様連れでも安心です♪
こちらのプールの温度は33℃。最初は少しぬるく感じますが、長時間入っているにはこれぐらいがちょうどよいと感じました!
またこの写真の左奥には幼児用エリアがあり、銀色の柵で区切られています。
小さなお子さんと一緒にお越しの方も楽しめるので家族連れにも最適です。
こちらのプールは、死海の塩を混ぜて作られたソルトバス。
温泉の効能と、塩に含まれるミネラル分により神経系疾患・関節の痛みによく効き、スキンケアにも効果があるそうです♪
温度が36℃と、インドアプールにしてはあたたかいので温泉好きな日本人としてはうれしい温度です!
ぜひ経験してほしいサウナパーク!
12歳以上のゲストは誰でも無料で利用可能なサウナパークがプールのすぐ横にあります。
私は2回目の訪問にして初めて訪れたのですが、あまりにすばらしくて、1度目の訪問のときにサウナパークを利用しなかったことを後悔しました……!
リラックスしている人が多かったので残念ながら写真はありませんが、サウナパーク内には6、7個のサウナと、ソファ付き休憩室があります。
休憩室には水と紅茶が用意されていて、少し暗めの照明。熱帯魚が泳ぐ水槽があり、絵画が飾られています。
12歳以上しか入れない空間ということで、大人な雰囲気で高級感があり、ゆったりと過ごすことができました♪
重厚感のあるロビー&ラウンジ
この記事の最初の写真からわかるように、Maxi Park hotel&spaの建物は外側から見ると、木のぬくもりを感じられます。
ただ入口から一歩中に入るとその印象は一変!
このような高級感・重厚感がある、落ち着いた印象のロビーが広がっています。
私がおすすめしたいのは、ロビーの奥にあるラウンジ。
大きなソファを備えた席があり、紅茶やコーヒー、お酒などを楽しめます。
秋口から初春にかけて中央にある暖炉には火が灯され、ジャズや洋楽が流れていてちょっと優雅な気分に浸ることができます♪
プールバーとメインダイニングは連携!
ブールのすぐ横にあるこちらのプールバー。
ビールやカクテル、ジュースやアイスなどを販売しています。
また食事のメニューも充実していて、食事は注文するとメインダイニングで調理して運んでくれます!
残念ながらプールサイドのベンチでは食事は禁止されていますが、こちらのプールバー近辺のテーブルを使用できます。
(※写真にはありませんが、外の席ともつながっていて、外には4人用テーブルがふたつ、8人用テーブルがひとつありました)
またこの写真にある黄緑・オレンジ・赤のジャグジーに入りながら飲み物を楽しむことも可能♪
この3つはそれぞれ温度が違うのですが、赤のお風呂は熱くて温泉に入っている気分になれました!
日帰り利用・送迎サービスなども充実!
今回記事作成にあたり、ホテルに確認したことがあります。
それは日帰り利用と送迎サービスについて。
プール・スパ施設の日帰り利用についてはひとり50BGN(日本円で約3150円)で利用可能♪(スパセンター横にはシャワー&ロッカールームあり)
送迎サービスについてはホテルに宿泊するゲストに限り、ソフィアやプロブディフといった主要都市のホテルからこちらのホテルへの送迎サービスが利用可能とのことでした♪
とはいえMaxi Park hotel&spaは丘の上にあるし、ヴェリングラッドはソフィアからは車で約2時間と遠くはないものの、やはり車がないと少し移動しにくい印象……
そのため個人的にはこのホテルへの宿泊がおすすめです!
私が訪れたのは2019年11月と2021年10月。
どちらの時期も寒くなり、温泉が恋しくなる季節。
温泉、紅葉、おいしい料理。
日本の旅館もいいですが、ブルガリアの温泉ホテルで贅沢気分を味わうのもよいものでした♪
●Maxi Park hotel&spa●
・住所: 30 Nikolai Hrelkov Str. 4600 Velingrad,Bulgaria
・メール: hotel@maxivelingrad.com
・電話番号: +359 878 21 88 88