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溜川沿いには一度は訪れたい素敵な割烹バルがあります。
平日でもランチは予約をしないとなかなか食べられません。この日も予約だけで満席でした。
「割烹バル 京ひろ」さんです。
店内の溜川に面した窓際にはカウンター席があります。
私が予約したのは店内ではなく外のテラス席です。
11月も下旬なのでストーブはもちろん、コタツ席があったり川沿いの開口は透明シートがかかったりと冬仕様になっていました。
テーブル席もひざ掛けが用意されていて寒さは感じませんでした。
初夏や初秋の頃はきっと、川からの風が心地よいのではないでしょうか?
まずはサラダが出てきます。
京ひろ名物の鰆の藁焼き定食です。
鰆は岡山県南の代表的な魚です。岡山県と香川県の間にある備讃瀬戸(びさんせと)が、鰆の一大産卵場であることから県南では伝統的に鰆をよく食べていました。
お刺身、鰆のみそ漬け、塩焼き、祭り寿司に添えられた酢〆 など、鰆メニューはいろいろあります。
焼き上がったばかりの鰆の藁焼きからは香ばしい炭の香りが鼻孔をくすぐります。
お塩だけでいただきますが、「これでもか!」というくらいの厚切りで口に運ぶと、トロけるような濃厚で上品な味わいです。♪
添えられたお造りも新鮮でおいしいことはモチロンです。
最後の〆は、桃太郎パンケーキです。
スタッフの方のいち押しで予定していませんでしたが、「名物」と聞いてオーダーしました。
写真に撮ると小ぶりのパンケーキがふたつ、生クリームがたっぷりのったように見えますが、ふたりでシェアしてもメッチャ、ボリュームがありました。
お皿に取り分けていただきます。とにかく分厚いんですよ~。
生クリームは甘さ控えめで、添えられていた琥珀色のメープルシロップで甘みを追加します。ほのかなカエデの香りがパンケーキにぴったりでした。
■割烹バル 京ひろ
・住所: 〒713-8102 岡山県倉敷市玉島1631-1
・電話: 086-526-3778
・ランチ: 11:30~14:00、カフェタイム 14:00~15:00、ディナー 17:00~22:00
・定休日: 月曜日 ※祝日の場合営業、翌火曜日が振替休日