バンコクから日帰りで楽しむ世界遺産アユタヤーの遺跡巡りと名物グルメ
2022.10.24
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皆様、サワディーカー。
12月に入り、タイ・バンコクは涼しくなり、たいへん過ごしやすくなり、観光のベストシーズンになりました。タイに入国する外国人旅行者も増えてきたと報道されています。ただ、2021年12月6日、11月30日にタイ(バンコク)へ入国したスペイン在住のアメリカ人が新型インフルエンザの変異種「オミクロン株」に感染していたことが報道されていますし、外出の際には、引き続き、感染予防につとめましょう。
今回は、タイ・バンコク都から近いアユタヤ県内の飲食店を2ヵ所紹介します。オープンエアのお店で、食べやすい形状の川エビのメニューもあり、川沿いで異国情緒を感じられるところです。
アユタヤは、世界遺産に登録されているアユタヤ歴史公園で有名ですが、食事は川エビが有名です。タイ・バンコクやアユタヤ県内を流れるチャオプラヤー河川は茶色いため、観光客や来タイ間もない方にとって、川エビと聞くと臭そうだと敬遠されがちですが、アユタヤで食べる川エビ(タイ語:クン・メナーム、River Prawn)はとてもおいしく、不思議なことに、これまで、嫌な臭いを感じたこともありません。
「グランド・チャオプラヤー」は、数年前、ライトアップが有名な観光名所「ワット・ラーチャブーラナ、Wat Ratchaburana、วัดราชบูรณะ」という寺院からバンコクへの帰りに立ち寄ったレストランです。コロナの影響で現在営業しているのか心配でしたが、SNSを見たら営業しているようでした。(ただし、新型コロナウイルス感染症感染者が出たり、雨季終盤、チャオプラヤー川の水位が上がって閉鎖になる場合があり得ますので、訪問される方は、最新情報をSNS等で確認されることをおすすめします)。私が訪問した数年前は、どなたかの生演奏も聴くことができました。
座席から川の見えるのどかな風景は絶景ではありませんが、異国情緒があって好きです。
「グランド・チャオプラヤー」で提供される、この食べやすい形状の川エビの味わいにとても感動しました。たいてい、どこの店舗でも、この形状の川エビの値段は、安くはなく、日によって値段が異なるようで、メニュー表には記載されていません。私が訪問した時は、1番大きなタイプ(3尾=1㎏で1800バーツ)は売り切れており、2番目に大きいタイプ(4尾=1㎏で1800バーツ)を1尾からのオーダーできるとのことで、2尾オーダーしてみました。時期にもよるかもしれませんが、2番目でもわりと大きく、エビの身がぷりぷりしていて、エビ味噌が濃厚で、何尾も食べたくなってしまうほどでした。
上記の川エビ(2尾で900バーツ)以外のそのほかの料理は、良心的なお値段で(チャーハン等100バーツ代~)、カニチャーハン、ヤムウンセン(タイの春雨サラダ)、お水、パッションフルーツのドリンクを頼んで、2人分合計1530バーツ(=約5368円)くらいでした。
パッションフルーツのドリンクもとてもおいしかったのを今でも覚えています。
□グランド・チャオプラヤー(Grand Chaopraya、ร้านอาหารริมน้ำ แกรนด์เจ้าพระญา อยุธยา)の情報
駐車場有
続いて紹介するのは、アユタヤゴルフクラブから近く、ゴルフ場へ行く途中、エビのモニュメントが目に留まり、立ち寄ることにしたたレストラン「グッドビュー・プラナコン」ですが、「グランド・チャオプラヤー」から900mの距離にあります。こちらもとてもよかったです。
中に入ってみると、こちらも、チャオプラヤー川を眺めながら食事のできるレストランでした。
雨が降っていると、川に面した座席には座れませんが、雨に濡れない席もオープンエアで食事できます。
写真のメニュー表はタイ語ですが、英語もあるようでした。
「グッドビュー・プラナコン」でも、開かれたエビは2匹で900バーツ(こちらでも、メニューに値段の記載がなさそうだったので、時期により変動するかもしれません)で、お会計は全部で約1500バーツでした。開いたエビの下には切り込み入のカニの足みたいなのがありました。川エビもおいしかったのですが、時期にもよるのか、エビ味噌の味が薄めで、初めて「グランドチャオプラヤー」で食べたときほどの感動はありませんでした。でも、チャーハンと豆腐のスープ(ゲーンチュートタオフー)がとても食べやすい味わいで、とてもおいしかったので、これを目的に、また来たいなと思うところでした。炭火焼のエビ以外のエビメニューも豊富にありましたよ。
□グッドビュー・プラナコン(Good View Phranakhon、กู๊ดวิว ริมเเม่น้ำเจ้าพระยา)の情報
駐車場有
以上、アユタヤでオープンエアで川エビ等を楽しめるレストランを2軒紹介しましたが、いかがでしたか。新型インフルエンザ感染症の感染が怖くて、家族以外との食事を控えている人もいると思いますが、オープンエアで食事できるところは、比較的安心して食事がしやすいのではないでしょうか。
今回紹介した2軒をGoogle mapで見ると、周辺にもたくさんの飲食店があることに気がつくと思います。Googleに投稿された写真や口コミを参考にして、ほかの飲食店を開拓してみるのも楽しそうですね。
オープンエアでない所もありますが、アユタヤで川エビを食べられるレストランで、このほか、私が気になっているレストランを挙げておくと、「Pae Krung Kao Ayutthaya Floating Restaurant、แพกรุงเก่า、パエ・クルン・カオ・アユタヤ)」、「Ban Mai Rim Nam、ร้านอาหาร บ้านไม้ ริมน้ำ อยุธยา、バーンマイ・リムナム」」、レンガ調のカッコイイ建物内にある「Baan Pomphet、バーン・ポムペット (IG、FB)」や寺院「ワット プッタイサワン」を眺めながら食事できる「Sala Ayutthaya Eatery and Bar(FB)」、カトラリーがかわいい「Baan Ayudhayarome、บ้านอยุธยารมย์(読み方:アユタヤロム)」、小さな川エビが乗ったパスタが食べられる「The Summer House Ayutthaya(IG、FB)」とスタイリッシュな建物内にある「Busaba Cafe & Meal(IG、FB)」等があります。雰囲気などは、店名を入力して、Googleで検索したり、FBやIGのページ等を見るとある程度わかると思います。
以上、次のタイ旅行の参考になればうれしいです。それでは、皆様、サワディーカー。