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雪が散らつくマイナス10度近い12月はじめの休日、野外博物館スカンセンはオープン前にもかかわらず、エントランス前は多くの人で賑わっていました。
どんなに寒かろうと、スウェーデン人の憩いの場スカンセンはいつでも人気があります。多くの人のお目当てはクリスマス前に期間限定で開催されているクリスマスマーケットです。
クリスマスマーケットは、11月26日から12月19日の毎週金、土、日曜日に中心広場Bollnästorget(ボルネストリエット)で開催されました。
広場の周りを囲むようにして多くの店が軒を連ねています。
クリスマスマーケットではお馴染みのホットワインglögg(グレッグ)、オーナメント、ニットなどの手工芸品はもちろんのこと、ワッフルやドーナツ、炒ったアーモンドに砂糖をまぶしたbrända mandlar(ブレンダマンドラル)などマーケットではお馴染みのものまで様々なものが売られていました。
寒いからこそ、温かい食べ物やあちらこちらにある焚火が心地よく感じます。
また広場の一角にはステージを伴う踊り場があります。そこではミッドサマーでもお馴染みのSmå grodorna(カエルの歌)などの生演奏の下、多くの親子連れがクリスマスツリーの周りで踊りながら体を温めていました。そんな風景を見ていると、こちらも気持ちが温かくなります。
クリスマスマーケットには、自由に園内を歩き回っているカモの姿もありました。
たくさんの訪問者で賑わっていますが、広い敷地にクリスマスマーケットがあるため、ゆったりと見て回ることができます。そして、ダンスはもちろんのこと、教会でのクリスマスコンサートがあったり、ワークショップがあったりと、その他のアトラクションも目白押しにあるのがここスカンセンのクリスマスマーケットです。家族連れで楽しむなら、ストックホルムではここのクリスマスマーケットをおすすめします。