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前ぺージからの続きです。
宝泉院の次に向かったのは勝林院(しょうりんいん)。
所は三千院の門前を通りすぎて、そのまま奥に進むと正面に勝林院の本堂が見えてきます。
勝林院の宗派は天台宗。
本尊は阿弥陀如来。正式名は魚山大原寺。
起源は、1013年に慈覚大師の九代目の弟子、寂源が声明の根本道場として開創しました。
【勝林院】
・住所: 京都市左京区大原勝林院町187
・拝観料: 大人300円、中学・小人200円、勝林院・宝泉院共通券1000円
降り続く雪のなか、本堂からの眺めも見事でした。
勝林院を出て三千院へと入ります。
三千院は門跡寺院(もんせきじいん)のひとつです。
門跡とは天台宗のお寺で皇族や貴族が住職をする由緒あるお寺のことです。
三千院、妙法院、青蓮院を三門跡。
そこに毘沙門堂、曼殊院を含めて五門跡と言います。
三千院はもともと、比叡山にありましたが時代の流れの中で幾度か移転し、現在の大原には明治維新後にやってきました。
1200年の歴史を持つ格式高いお寺になります。
三千院は、春は桜・秋は紅葉の名所としても知られ、「日本の紅葉の名所100選」にも選ばれた京都を代表する紅葉の名所です。
聚碧園・有清園の庭が有名で 作家である井上靖が「東洋の宝石箱」と賞賛したほどです。
庭園の「有清園」には庭一面を覆いつくす苔が生えていることが有名で、各所にわらべ地蔵がおられるのですが、この日は一面の雪景色でお目にかかれませんでした。
【三千院】
・住所: 京都市左京区大原来迎院町540
・拝観料: 大人700円、中高生400円、小学生150円
・拝観時間: 8:30~17:00