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2022年1月7日日本時間14時22分(タイ時間12時22分)作成、2022年1月8日日本時間2時27分(タイ時間0時27分)更新(スタンプラリーに関して追記有)
皆様、サワディーピーマイカ(新年おめでとうございます)! バンコク3特派員ブログ担当のTaekoです。
年始のご挨拶が大変遅くなってしまいましたが、2022年(令和4年)もどうぞよろしくお願いいたします。タイでは、西暦表記が用いられることもありますが、タイ仏歴では、西暦に543年足した2565年の始まりです。今回は、1月16日迄、国鉄バンコク駅(通称:フアランポーン駅)で開催中のイベントを紹介します。
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2021年12月17日付の記事「撮影スポットとして注目を集める国鉄バンコク駅、ターミナル駅としての機能は縮小へ」)で、2021年12月23日以降、バンコク駅のターミナル駅としての機能がバンスー中央駅に移転するということをお伝えしていましたが、直前に、地元の方から強い反発があり、しばらくは現在のままということになりました(https://tna.mcot.net/gallery_news/846913参照)
2021年11月頃からよく話題にのぼったバンコク駅において、ラマ5世時代、1910年に建設された鉄道の歴史的価値及び素晴らしい建築を全ての人に楽しんでもらうべく、期間限定で以下のイベントが開催されています。期間中、タイに滞在している方は、訪問してみてはいかがでしょうか。
私はまだ見に行くことができていませんが、2021年12月22日~1月16日迄の毎週土日の11:00から、楽器の演奏会が行われています。
2021年12月26日~2022年1月16日迄、午前9:00~17:00「Hua Lamphong in Your Eyes」というイベントが開催されています(https://www.bangkokpost.com/life/arts-and-entertainment/2239411/exhibition-highlights-hua-lamphongs-history及びhttps://www.facebook.com/129946050353608/posts/5310018132346348/?d=n参照)。
このイベントは、スタンプラリーに掲載されるバンコク駅(フアランポーン駅)の10か所の見所(ランドマーク)を見てまわり、その魅力を学ぶことができるよう考えられたものです。
スタンプラリーへの参加するには、まず、バンコク駅のチケット売り場近くに特設されているブースでスタンプラリー用の用紙をもらう必要があります。用紙を配布しているブースに置いてある上のQRコードをスマートフォンで読み込み、名前、電話番号、県名の3点を入力し、申し込みボタンを押すと、登録完了の画面が表示されます(【追記1】1月7日~、登録時、タイ人は国民IDカード、日本人はパスポートも必要になります)。それをブースにいるスタッフさんに見せると、用紙をもらえます。
このスタンプラリーでは、10ヵ所のスタンプを集めることになっていますが、4ヵ所まわれば、10個のスタンプを押してもらえます。スタンプラリーの用紙には簡単な地図も載っており、タイ文字の数字を目印に探していくことができます。
プラットホームの蒸気機関車の止まっているところが分かりやすいので、他の場所が分かりにくい場合は、そこのスタッフに聞くといいと思います。
少し分かりにくいかもしれないと思ったのは、1番と2番のスタンプをもらう場所ですが、8番ホームの奥にあります。別のホームから探しに行ってしまっても、電車が来ていなければ、線路をまたいで渡れるのもバンコク駅ならではできること。初めて、バンコク駅へ来た人はその光景に驚くかもしれません。
合計10ヵ所のスタンプを集めると、バンコク駅100周年記念切手が入ったパンフレットとキーホルダー、タグ、ノート、またはハンドサニタイザーなど※のセットをもらうことができます。私が行ったのは1月6日の午前中ですが、多くの人で賑わっていました。ちょうど、SRT(タイ国有鉄道)のシールが貼られたハンドサニタイザーが配布中でした。キーホルダーの製造が間に合っていないそうで、この日はキーホルダーではなく、少し残念でしたが、無料で実用的なものが頂けて、感謝感激です。※いただける記念品の内容について、スタッフさんに尋ねたところ、日時によってもらえる商品は異なり、事前に、いつ何がもらえるかは分からないとのことでした。【追記2】タイ国有鉄道のFB(https://www.facebook.com/pr.railway/?ref=page_internal)やTwitter(https://twitter.com/PR_SRT)で、事前に告知する場合もあるようです。1月6日と7日は見られるようになっています。
・美しい蒸気機関車
イベント開催期間中は、蒸気機関車がプラットホームに入ってすぐのところに停車しています。
Prestigeという特別列車の車両のなかに入ることができるようになっていました。
座席は座り心地のよいもので、こんな列車に乗って旅したい! と思うほど魅力的な列車でした。
・安全な旅行を促す掲示物
そのすぐ近くに、列車事故が目で見て分かるイラストが掲示されており、危険行為をしないよう注意喚起するコーナーもあります。タイ語が分からなくても理解できて、タイならではの光景がここでも感じられると思います。
・ホームの2階部分
トイレ近くの階段を上っていくと、以前、宿泊施設だったエリアを見ることができます。そこから、プラットホームの列車を眺めることもできます。
・駅舎のバルコニー
駅舎の2階部分のバルコニーエリアにもあがることができます。スタンプラリーの6番のスタンプをもらえる場所の近くにある入口から2階へ上り、さらに螺旋階段でのぼっていくとたどり着けます。
螺旋階段を上って、バルコニーエリアに着くと、時計とステンドグラスを外から眺められるようになっていました。
この建物内には、首から、アルファベットで、Photo担当というようなカードをぶら下げた方がいて、スマートフォンを渡せば、希望する人の写真を撮るというサービスを行っているようでした。日差しの強いなか、私たちの写真も快く撮ってもらえて、とてもいい思い出が増えました。
バルコニーに出る手前にも、フォトスポットがあり、この日は自撮り棒を持って行っていたので、友達と一緒にここで自撮りもしました。
・グッズ販売及び展示コーナー
このイベントスタッフさんが着用しているゴールドの文字が入ったTシャツが素敵で購入したいなと思ったのですが、そのTシャツは、従業員用とのことで、販売していないとのことでしたが、バルコニーの下の1階エリアでは、スタッフさんの背後にかけられているTシャツは200バーツで購入可能でした。他にも、わずかですが、バンコク駅や国鉄に関連するグッズ販売がありました。
また、タイ国有鉄道主催で開催された「Hua Lamphong Through the Lens」フォトコンテストの受賞者の大変美しい写真も2021年12月28日~2022年1月16日迄展示されています(http://www.rpst.or.th/hua-lamphong-photo-contest-announcement/参照)。
上記写真はほんの一部ですが、息をのむ、大変美しく、カッコイイ写真ばかりでした。
以上、国鉄バンコク駅(フアランポーン駅)についての最新情報です。現在、タイ・バンコクにおいても、新型インフルエンザ感染症の新規感染者が急増しております。お出かけの際には、マスク着用、アルコール消毒等、感染対策を徹底し、くれぐれもお気をつけください。それでは、皆様、サワディーカー。