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私がそれを初めて見たのは、2021年の春。娘一家が住む北ヨークシャーの町に滞在中、所用で郵便局へ立ち寄ったときのことです。
そこで見かけたのが、この郵便ポスト! 本体は普通のポストなのですが…上部がなんだか変!?
近付いてみると、手編みのカバーを被っていました。愛くるしい編みぐるみはウサギや卵、チキンなどで春の季節行事のイースターがテーマになっている様子でした。
手編みカバーを被ったポストを見たのは初めてだったため、「この町では粋なことをする人がいるもんだなぁ」と感心したのですが。
やがて私の住む地元の商店街にも、同じように手編みカバー(というかニット帽子?笑)を被った郵便ポストを見かけるようになったのです♪
これは1年程前からはやり始めたらしくロンドンやほかの町でも続々と登場しており、ブームはまだ継続中とのこと。新型コロナウイルスの流行により、おうち時間が増えたことが、大いに関係しているようです。
カラフルな帽子をかぶった郵便ポストに、ほっこり可愛い編みぐるみ達。コロナ禍で沈みがちだった町の人びとに笑顔を! という、編んだ人の暖かい気持ちが作品から伝わってきます。
SNSで拡散されて、今や全国的に広まった郵便ポストの手編みカバー。イギリスでは今も主流の"ずんぐりむっくり体形"のポストによく似合っていますよね!