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サローム(こんにちは)!
まだまだウズベキスタンへの旅行が気軽にできない昨今ですが、日本人観光客にとって大朗報となるニュースが飛び込んできました。本日3月1日、タシケントでかねてより建設が進んでいた大型四つ星ホテルのHotel Inspira-S Tashkent(ホテルインスピラ-S タシケント)がオープン。このホテルはH.I.S.ホテルホールディングスの運営で、ウズベキスタン初の日系ホテルなのです! これを機に日本からの観光客増加のみならず、日本とウズベキスタンとの交流が官民問わずさらに進むことが期待されます。
この日は大々的なオープニングセレモニーと内覧会が行われ、私を含む多くの日本人が参加しました。さっそくその模様をレポートしましょう。
ホテルへは地下鉄ガフル・グロム駅から徒歩5分、タシケント随一の観光地チョルスーバザールからも徒歩10分でアクセス可能。観光面ではこの上なく便利な立地といえるでしょう。この地区は旅行者が集まるエリアながら中上級クラスの宿泊施設がほとんどなく、このグレードのホテルが待望されていたのです。タシケント空港からも車で15~20分。
ホテルは5階建てで、歴史的建造物が多く旧市街にも近いこの地域に馴染んだスタイルと色合いの外観。セレモニーのときは、ウズベキスタンらしく笛や太鼓の楽器隊が来客を出迎えていました。
レセプションはウズベク伝統建築を思わせる、コンパクトながらきらびやかな空間。すぐ隣にラウンジバーもあります。
そして注目すべきは、何と言ってもこの国初のロボットコンシェルジュが導入されていること! この日もさっそく稼動しており、来客に大人気の様子でした。
1階のレストラン"Inspira"ではビュッフェ形式の朝食が提供されるほか、ランチとディナーではウズベク料理を中心とした食事が食べられるとのこと。
オープニングセレモニーではレセプションで日本大使や観光省要人のスピーチとテープカット、そしてレストランでウズベク伝統舞踊ショーが行われました。ウズベキスタン旅行業界においてこのホテルがいかに期待されているかを、ひしひしと感じました。
客室数は140室で、カテゴリーはスタンダードルーム、デラックスルーム、コーナールーム、ジュニアスイート、ロイヤルスイートの5つ。いずれも良い意味でこの国らしくない落ち着いた色調の空間で、居心地よく過ごせそうです。バスアメニティやミニバーなどの設備がしっかり揃っているほか、乾燥気候のこの国では何ともありがたい全室加湿器完備。細かいところまで手が届く、日本らしいサービスが嬉しいですね。
ファシリティも充実のひと言。1階には40人収容のカンファレンスルームがあり、ビジネス客にもしっかり対応。
そして地下1階にはジムやプール、スパがあります。スパはフィンランド式サウナとトルコ式ハマムの2種類あるというこだわりよう!
ガッツリ観光したいアクティブ派も、ゆったりホテルステイ派も満足できること間違いなしのこのホテル。しかも宿泊料金はスタンダードシングル75ドル~、スタンダードツイン・ダブル90ドル~(2022年3月現在。1室あたりの料金)とお手ごろ。コロナ禍が収束してウズベキスタンを訪れる際は、ぜひこのHotel Inspira-S Tashkentをチェックしてみてくださいね!
それではコルシュグンチャ・ハイル(また会う日まで)!