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コロン劇場2022年初オペラ、ラボエーム LABOHEME、感激な観劇報告

相川 知子

相川 知子

アルゼンチン特派員

更新日
2022年3月21日
公開日
2022年3月21日
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コロン劇場、2022シーズン3月から開始です。

最初のオペラはプッチーニのラ・ボエーム LA BOHEME、3月15日から開始。3月19日土曜日午後8時からの回に行ってまいりましたが、あまりにも感動したのでさっそく報告します。

インターネットで事前にチケットを取ります。

購入するにはこちらのページから日時を選べば、購入画面に飛ぶことができます。

携帯に入っているデジタルチケットを提示して入館。その後、QRコードをスキャンしてもらってエレベーターで5PISOまで行きます(階段もあります。アルゼンチンの5PISOは日本の6階です)。

はい、こちらへどうぞ。

こちらが席です。番号が振ってあります。

ひとり1150ペソ。劇場は馬蹄式になっています。(購入にはページの登録が必要です)。

私が好きなのはTertulia Primera fila segundo lateralの向かって左手の5階のところです。

上から舞台手前のオーケストラボックスも眺めることができ、キュープラにも近い。

もちろんおしゃれしますが、そこまでおしゃれしなくても大丈夫です(地下鉄で行けるレベルです)。

さらにメイン玄関を通らずにVIAMONTE通り側から入ります。向かって右も同じ様子なのですが実は、喫茶室やお手洗いに行くには左が便利だし、なんとなく私には見やすいですし終わったあとに見るバチカン広場もステキです。

喫茶室は1階ぶんおりるだけです(4階)。

ちなみにどこの席も左が奇数、右が偶数になっています。

実はラ・ボエームは先般水村美苗さん著の母の遺産を訳したときに、何度も私はミミなどの歌の名前や多少の内容が出てきたのでいつか見に行きたいと思っていたのです。

Tertulia Primera fila segundo lateralはひとり1150ペソ(約10ドル)と安く、隣の席は30ドルなのでお得です。もちろん、一番下は1万から1万5000ペソ(100から150ドル)で、見やすいのには間違いありません。私たちは、劇場後の夕食が楽しみなのです。

なお、内容は……インターネットにどこにでも載っています。オペラを見に行くには言葉がわかるわからないにかかわらず、進行を頭に入れておくことが重要です。

そして娘の感想は、どうしていつも死んじゃうの? そうなんです。昔の人は早くなくなるんですよね……

それから愛に生き、また気ままに自由であったり不自由であったり、永遠の人生のテーマで歴史的にも昔も今も同じようなものだなと思わせてくれます。

また時代考証に根ざした衣装もすてき。前回に比べて今回はかなりクラッシックで押しとおしていましたが舞台に100人ぐらいいるときがあり、圧巻です。ただただ美しい世界で私にはアルゼンチンの世界の歴史を知り、リラックスできる場所です。

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