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Ciao a tutti!
皆さん、こんにちは!
ご無沙汰しております。今月3月はほとんどオペラ公演でエミリアロマーニャ州に滞在していました。
演目はフランチェスコ・チレア作曲<アドリアーナ・ルクヴルール>です。
フランチェスコ・チレア作曲家は当時ナポリの国立音楽院で学び、その後学院長をしていたこともありナポリでは超有名な作曲家でした。
その上チレアはナポリ出身オペラ史上において有名なテノール歌手の一人エンリーコ・カルーソと交流があり、チレアの三つ目のオペラ<アルルの女>ではエンリコ・カルーソがフェデリコ役を演じ、別のオペラ<アドリアーナ・ルクヴルール>でもカルーソはマウリィオ役を演じました。
<アドリアーナ・ルクヴルール>は楽譜出版社ソンゾーニョ社から出版されました。
当時、イタリアではリコルデイ楽譜出版社が有名でしたが、ソンゾーニョ社はチレア、マスカー二、レオンカヴァッロなどの作曲家と組んだため、リコルデイ社を追い上げていました。
歌劇場の前にあるアドリアーナ・ルクヴルールのポスターと
公演中、私の誕生日があったため、ささやかにケーキを買いました。
稽古が始まる前に合唱団員全員から誕生日ソングのサプライズもあり、思い出深い日となりました。
今回はメイク中の画像を頂きました。
とても素敵にメイクしてくれます。
こちらは髪の毛のセット!
たくさんの人たちがメイクとセットをしますので、本番まで時間との闘い。私もヘアピンを渡しながら協力します。
この人のセットは特にお気に入り!
こちらの画像は衣装さんに撮ってもらいました。
私たちは舞台に立って活動していますが、このように歌劇場では裏方で働いている人たちが大勢いて、一つの作品が成り立っています。お互いに協力しながらこれからも仕事を続けて行きたいです。
ピッパ