米線の最大手「譚仔三哥米線」が2022年春に日本上陸
2021.10.27
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香港で大人気の米線の店「譚仔三哥米線」の1号店である新宿中央通り店が2022年3月31日にオープンしました。前回の譚仔三哥の記事は4月14日にオープン予定の吉祥寺店でしたが、今回は1号店としてオープンした新宿中央通り店を紹介します。
外観から赤を基調とした台形型のタイル張りでインパクトがあります。店内は赤、黒、白を基調とした色使いで、すぐ左にオープンキッチンがあります。大きさは105平方メートルで座席は全72席です。4人座りのソファとテーブルの距離感ですが、個人的な感想としては"香港的らしい独特のなつかしい狭さ"があります。2階にあがると一番奥に「我是土匪」と書かれた電飾があります。譚仔三哥の花畑啓之GMの説明では、いわゆる手羽先の「トーフェイ・チキン」(3個380円、5個550円)は、ほかの店が真似をするほどの人気メニューなので「自分たちがオリジナルです」という譚仔三哥としての想いを表しているものだそうです。
今回はトマトスープを試食しました。トリドールHDの杉山孝史常務兼海外事業本部長によるとアンケート結果で人気の味だったことから限定メニューからレギュラーになった味です。筆者はマーラーばかり食べていたので、今回、初めて試食しました。ステレオタイプ的に「トマトのスープってどうなんだろう?」と思っていましたが、トマトのほどいい酸味と甘みがあってた食べやすかったです。香港レモンティー(280円)はレモンが4枚はいっていて、スプーンでザクザクと潰していくスタイルは不変です。
オープン前から香港に関心のある日本人、麺好きの日本人、さらには日本在住香港人も心待ちにしていた譚仔三哥。関係者によりますとオープン初日の3月31日は100人以上の行列ができたそうです。ラーメンやそばなど米線がもうひとつの新しい麺の選択肢になるのか注目です。