キーワードで検索
△MySOSアプリで検疫情報の事前登録が完了した画面
日本入国時の検疫の時間を短縮するために導入された「ファストトラック」で、日本入国は相当スピードアップされているようです。
ファストトラックを利用した友人の情報では1時間ちょっとで完了とのことです。一方、ワクチン未接種の方はファストトラックも利用できず4時間以上かかったとの情報もあります。日本帰国時にはぜひファストトラックを活用しましょう。
△帰国者モードで起動したMySOS
■MySOSアプリには、ふたつのモード
海外からの帰国者に必須のMySOSアプリですが、もともとは健康、緊急サポートのアプリでした。そのため、MySOSにはいわば「帰国者モード」と本来の「通常モード」があり、混乱が生じているようです。
MySOSをスマホにダウンロードして、普通にクリックして起動すると「通常モード」で動き出し、帰国者モードへの切り替えが簡単ではありません。(筆者は未だ切替方法が理解できていません。)
■帰国者モードで動かすには
MySOSを帰国者モードで動かす一番簡単な方法は、厚生労働省の「ファストトラック」の詳細解説ページのリンクから起動させることです。
詳細解説ページの「Step 1」のMySOSをインストールするにあるリンクをクリックすると、MySOSのインストールと、起動が行われます。利用規約、プライバシーポリシー等に合意すると、上の「帰国者モード」画面が表示されます。
■情報登録
ファストトラックを利用するには、画面に左下の「検疫手続事前登録 Pre-registration for Quarantine Procedure」ボタンを押して、次の4種類の情報を、日本到着予定時刻の16時間前までに事前登録が必要です。
個人情報 氏名、パスポート番号など
誓約書
ワクチン接種情報 接種日、接種証明書の写真
COVID-19検査陰性証明書 検体取得日時、検査結果など
登録情報の確認が終わると、最初の緑の画面になります。これでファーストトラックが利用できます。
■検査証明書未入力状態
△個人情報、誓約書、ワクチン情報確認済の画面
COVID-19の検査を、当日空港で受けるなど、到着予定の16時間前に入力できない場合は、それ以外の情報を事前に入力するとこの黄色の画面になります。この場合でも、検査情報は出発前に登録するほうが良いと思います。
この状態で、検査結果を手持ちすれば、ファーストトラックは利用できるそうです。安心してください。
■通常モード画面
入国時には利用しないですが、こちらが通常モードの画面です。
右側の上のほうにある「入国者管理センター」ボタンは、表示される場合とされない場合があるので、表示条件がよくわかりません。
いずれにしても、「入国者モード」で情報を登録すると、以降MySOSアプリを起動すると「入国者モード」で動いてくれます。
■最後に
少しづつですが、海外への渡航が可能になってきています。
アメリカ・カリフォルニア州の場合。(1)前日以降のコロナ陰性証明、(2)コロナワクチン証明書、(3)宣誓書があれば入国可能です。確認は、米国政府の委託を受け航空会社がチェックイン時に行います。米国到着後に再確認されたことがあるので注意してください。
早くコロナを気にせず自由に旅行ができるようになると良いですね。