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Честит Великден!!(チャスティータ・ヴェリクデン!)
ブルガリアのイースターの挨拶です♪
このタイトルを見て、「あれ?イースターって先週だったんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。
確かに先週の日曜日には、カトリック・プロテスタントといった西方教会といわれるキリスト教の宗派のイースターがありました。
けれど、ブルガリア国民の多くが信仰しているオーソドックスという宗派のイースターは実は今度の日曜日なんです!
※ブルガリアのイースターに関する詳しい内容は下記の記事をご参照ください。
ブルガリア人にとって、イースターとクリスマスは家族が集う大切な日。
ただ、ここ2年はちょうど新型コロナウイルスの感染拡大と重なり、政府からも移動を避けるようにとの声明が出されていました。
今年は4月に入り規制が一気に緩和されたこともあり、私の周囲からも喜びの声が聞こえてきます♪
先日通りかかった日本大使館近くの駅(ジュリオ・キューリエ駅)の近くには、この写真のオブジェが飾られていました。
過去3年間は見たことがなかったので、今年のイースターを祝って作られたのかもしれません。
ブルガリアの伝統的な民族衣装を着た男女の絵、ブルガリアの国旗の赤・緑・白を使った柄、イースターの象徴ともいえる赤い卵(※ブルガリアではイースター期間に卵を染めますが、最初の色は赤と決まっています。この赤はキリストの血の色を象徴しているそうです)
ーブルガリアらしさが詰まっていてとても素敵ですね♪
スーパーでは、イースターのエッグペインティング用に卵やエッグペインティングの材料が大量に売られています。
これは例年通りの光景で、ブルガリアのイースター前の風物詩とも言えるでしょう。
イースターの1ヵ月前頃からこういった商品の陳列が始まるので、イースター前にブルガリアを訪れる場合にはちょっとスーパーを覗いてみるのも楽しいかもしれません。
ところで、イースター期間に注意しなければならないのは、お店の営業時間!
イースターは基本的に家族で過ごす大切な休日なので、ブルガリアではイースター前の金曜日からイースター翌日に当たる月曜日までが祭日扱いです。
会社はもちろん、スーパーマーケットやショッピングセンター、レストランも営業時間が変わります。
首都ソフィアや第二の都市プロブディフなどでは全てのお店が閉まってしまう・・・なんてことはありませんが、多くのお店が営業時間を短縮しているため、注意が必要です。
イースター期間に観光などに出かける予定がある方は、訪問先の施設の営業時間にくれぐれもご注意ください。