キーワードで検索
皆さま、サワディーカー。
2022年4月13日から15日までタイ正月でしたが、4月21日は、首都がバンコク※になった日でした。
※現在、タイでは、バンコク(Bangkok)はクルンテープマハナコン(Krung Thep Maha Nakhon)とも公式に呼ばれます(https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2265087/bangkok-will-be-officially-called-krung-thep-maha-nakhon 参照)。
1782年4月21日に、ラーマ1世によって首都がチャオプラヤー川西岸から東岸へと遷都され、創始されたラタナコーシン王朝※が、今年(2022年)で240周年を迎えることになりました。これを記念し、4月20日~24日の5日間、以下の9ヵ所で、タイの文化を学べるイベントが開催されることになっています。無料のシャトルバスも運行し、観光を促進する狙いもあるとのこと。
※ラタナコーシン王朝とは現在のタイの王朝のことで、首都がバンコクにあるためバンコク王朝と呼ばれたり、始祖の名からチャクリー王朝と呼ばれたりするようです。
ゾーン1: National Museum Bangkok and National Theatreでは、光と音などマルチメディアを使った演出、展示、文化的製品の市場や料理
ゾーン2: Santichaiprakarn Parkでは、文化的な演出・商品展示、地元の文化的な市場
ゾーン3: Rattanakosin Exhibition Hallでは、文化的な展示
ゾーン4: Ratchadamnoen Contemporary Art Centreでは、若いアーティストたちによる文化的な展示、写真展「ASEAN Communities in Rattanakosin: From Past to Present」
ゾーン5: Wat Prayurawongsawas Waraviharnでは、ローカルフードの出展、文化的な演出
ゾーン6: Sala Chalermkrung Royal Theatreでは、文化的な演出
ゾーン7: Wat Phra Chetuphon Wimonmangkhalaram Rajwaramahwaiharnでは、前チャクリ王に捧げる儀式
ゾーン8: The Bangkok City Pillar Shrineでは、参拝の儀式
ゾーン9: The Grand Palaceでは、仏像への参拝および王宮訪問
(2022年4月22日、The Grand Palace(王宮)へ行ったのですが、外国人の寺院入場料が無料にはなるということはなかったです)。
時間まで記載された詳細情報は、タイ語の情報のみになりますが、参考までに、以下にリンクしておきます。
「ประชาสัมพันธ์ กระทรวงวัฒนธรรม ขอเชิญเที่ยวงาน "ใต้ร่มพระบารมี ๒๔๐ ปี กรุงรัตนโกสินทร์" เที่ยววัด ไหว้พระ ยลวัง สัมผัสบรรยากาศพิพิธภัณฑ์ยามค่ำ」
以上、イベント開催が始まってからのお知らせとなってしまい、申し訳ありませんが参考になれば幸いです。なお、イベントは、厳格な新型コロナウイルス感染症拡大防止措置を講じたうえで実施されるとのことですが、現在、タイの1日あたりの新型コロナウイルス感染症新規感染者数は、ここ数日、2万人を超えており(https://www.coronatracker.com/country/thailand/ 参照)、たいへん多い状況です。軽症で済むと見聞きすることも多いオミクロン株への感染が多いそうですが、いったん感染してしまうと、予定通りの生活ができなくなってしまいますので、お出かけの際には、マスク着用、アルコール消毒など、感染対策を徹底し、お気をつけて行動ください。
それでは、皆さま、サワディーカー。