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イタリアワインの王様 = Barolo(バローロ)、イタリアワインの女王様 =Barbaresco (バルバレスコ)。これらは、何となく耳にされた事があるかもしれません。では、Roero (ロエロ) って???
バローロ、バルバレスコ、ロエロは、全てワイン名 = 地名です。ピエモンテ州に流れるタナロ川を挟んで、北岸がロエロ地方、南岸がランゲ地方。そのランゲ地方にある代表する町がバローロ、バルバレスコとなります。
バローロ、バルバレスコ、ロエロともに、イタリアを代表する赤ワインです。原料となる黒葡萄は、Nebbiolo(ネッビオーロ)という品種で、酸味や苦味(タンニン)を多く含む品種であるため、ゆっくりと熟成させて仕上げます。テロワールと呼ばれるその土地による特性、土や環境が、葡萄 = ワインの個性に繋がります。 世界的に有名なランゲ地方に劣らずロエロ地方にも、素晴らしいワインがたくさんあります。
今年で5回目になるロエロ地方のワインだけを集めたイベント ROERO days ( ロエロ ディズ) が2年ぶりに開催されました。72生産者が集結し、合計400種類以上のワインが試飲いただけるイベントです。前回同様、会場は、世界遺産に認定されているヴェナリア宮殿で行われ、それだけでも優雅な気持ちになります。ワイン会場のすぐ外には、手入れの行き届いた庭園が広がります。
このイベントは、一般公開もしているので、機会があれば是非、トリノ観光とあわせて楽しんで頂けるおすすめのワインイベントです。
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