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6月25日から2日間、サンフランシスコ市内では盛大なプライドイベントが行われました。平等や愛、そして自由をお祝いするお祭りは、大規模であったものの無事に終了。今週のサンフランシスコの様子をお伝えします。
プライドイベントが2年ぶりに開催
先週末6月25と26日の2日間にかけて、市内では大規模なプライドイベントが開催されました。市庁舎の前にある広場が特設会場となり、2日間さまざまなイベントが開催されるほか、26日はマーケット通りを行進するパレードも行われました。
サンフランシスコのプライドイベントは、通常100万人以上が参加する世界最大級といわれていますが、今年はパンデミック明けということで、例年より参加者は少ないとのこと。それでも、パンデミック以来の大きなお祭りとなり、晴天のもと多くの人手で賑わいました。
カリフォルニア州の感染状況
今週のカリフォルニア州全体の感染状況。州の公式ウェブサイトによると、州全体の1日あたりの平均新規感染者数は1万6121人。先週の1万人4356人と比べると、今週はさらに増加しています。3週間前までは減少傾向だったのですが、メモリアルウィークを境に再度増加が始まりました。
4月25日から6月19日までの感染者数は、のべ937万8,193人。ここ2ヵ月の平均陽性率は13.2%、10万人における感染者数は34.5人。イベントが多い夏の間は、上がったり下がったりが続きそうです。
サンフランシスコのワクチン接種状況
先週から5才未満のワクチン接種が始まったサンフランシスコ。市の公式ウェブサイトによると、今週の5才以上を対象とした接種率は1回目は>90%、2回目の接種率は88%。今週もこの数の変化はありません。
州の公式サイトによると今週の段階で、カリフォルニア州の郡でワクチン接種率が高い郡は、
1. インペリアル郡 >95%
2. マリン郡 91.6%
3. サンタクララ郡・サンマテオ郡 88.7%
今週も3位の2郡が同位数に並んでいます。サンフランシスコ郡は相変わらず5位の位置を継続中。接種率は0.1%上昇し、87.1%です。
最後に
この記事を書いている2022年6月30日現在、LA timesの統計 によると、サンフランシスコの感染者数は16万7776人・感染による死亡者数902人。先週の16万4330人と比べると今週の増加数は3446人・1日の平均数は492人。先週の465人と比べると同じく増加傾向です。
過去1週間の陽性率平均は14.5%・10万人における感染者数は48.4人。町を上げての大型イベントが開催されたこともあり、今後2週間はさらに増加傾向となりそうです。