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ロンドン交通局を含めイギリスの鉄道各社では、賃金や労働条件などを中心に労使交渉がなかなか決着しない状況が続いています。
すでに6月には数日間に及んだ鉄道ストが実施され甚大な影響がありましたが、引き続き7月~8月も同様のストが行われる予定です。
実際この記事を書いている7月27日も、RMT(The National Union of Rail, Maritime and Transport Workers)という英国最大の鉄道労働者組合員が24時間のストライキ中です。通常の1/10ほどの電車しか運行していません。
また3日後の7月30日、そして8月13日には、鉄道運転士の多くが加入する組合Aslef(Associated Society of Locomotive Engineers and Firemen)が24時間ストを行うとのこと。どちらも夏休みの土曜日、多くの家族連れ行楽客が影響を受けそうです。
なお前出のRMTは、このまま納得できる結果が出なければ8月の18日と20日にもストを行うと発表しています(もちろんスト決行の前に労使交渉に決着がつけば、回避される可能性もありますが)。
これからロンドンなどイギリスにいらっしゃる予定の方は、上記の日付にご注意を。もしスト予定日に何らかのご用事が入っている場合は、代替え案などを事前にチェックしておきましょう!