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香港政府は2022年8月12日から政府指定ホテルでの強制隔離を1週間から3日に短縮することを明らかにしました。その後、4日にはいくつかの施設への入場制限がありますが外出可能となり、10日後には完全に自由に行動できるようになります。ただし、到着日は0日とし、翌日から1日目と計算方法を変更しています。(一部写真提供:香港政府新聞処)
まず、最初の3日間は、政府指定ホテルでの強制隔離で、ホテル滞在2日目に実施するPCR検査と抗原検査をします。陰性であれば、翌3日目の午前中にスマートフォンにホテル隔離終了の通知が届きます。午後になればチェックアウトができるようになります。続く4日間は医学的な健康管理期間となります。香港市民であれば家に移動し、観光客などは別のホテルに行くことになります。この間は、通勤、通学、公共交通機関、ショッピングモール、街市などには入場可能ですが、レストランやバーなどには入ることができません。それはインストールが義務づけられている「安心出行(LeaveHomeSafe)」というアプリで管理されます。
この7日間が過ぎると自主的な健康管理期間となり、レストランやバーなどこれまで行けなかったところにもすべて行けるようになります。ただし、9日目に社區檢測中心などでPCR検査を受ける必要があります。そして、10日目に自主的な健康管理期間も終了となります。
医学的な健康管理期間は、レストランに入ることができないのでテイクアウトしかないのは残念ですが、隔離は最大21日だったのがわずか3日になったので、香港への観光目的で有給休暇を取ることを考えると、かなりやりやすくなったと思います。以前書いたように、11月には隔離もなくなる可能性があり、3日間の隔離ですら暫定的なものになる措置かもしれません。新しい情報が出たら、アップデートしたいと思います。