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【後日追記:以下の情報は2022年9月2日現在のものですが、その後エリザベス2世ご崩御にともなう服喪によって9月中のストライキは中止。後日延期となりました】
今年(2022年)6月から相次いでストライキを決行している、鉄道就労者らの労働組合。依然として主な争点である給与、そして勤務条件や年金などに関する組合側の要求が続いています。
給与に関してもっとも重要な点は、インフレ上昇率に応じた昇給が求められていること。もちろん鉄道だけでなく他の業種も同様で、先月は郵便局や一部地域のゴミ回収、さらには法廷弁護士も同様の理由でストを行い大きく報道されました。
しかしイギリスへの旅行者や短期滞在者にとって、やはり大きな支障となるのは交通機関ですよね!そこで既に発表されている9月のスト予定日をお知らせします。
9月15日と17日:ASLEF(Associated Society of Locomotive Engineers and Firemen)に加入する鉄道運転士の24時間スト。影響されるのは以下の鉄道となります。
Avanti West Coast
Chiltern Railways
CrossCountry
Greater Anglia
Great Western Railway
Hull Trains
LNER
London Overground
Northern Trains
Southeastern
TransPennine Express
West Midlands Trains
9月26日から翌27日:TSSA(Transport Salaried Staffs' Association)という駅員などを含む鉄道従事者によるストでは、以下の鉄道会社が影響を受けます。
TransPennine Express
West Midlands Trains
Avanti West Coast
c2c
CrossCountry
East Midlands Railway
Great Western Railway
LNER
Southeastern
特に9月15日と17日のストは、ロンドンの地下鉄や列車も含まれるので要注意。6月~8月に行われたスト状況と同じであれば通常の約5分の1しか運行しないため、その日にはなるべく移動予定を入れないか、道路での移動などを検討するのが賢明です。
願わくばスト予定日より前に労使交渉が合意して、スト決行が回避されるのが一番ですけれどね!