A New Climate Grant Means Free E-Bikes for San Francisco Delivery Workers
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ハロウィーンが終わり、11月に入ってホリデーシーズンが近づいてきたアメリカ、サンフランシスコも早速今週、フィシャーマンズワーフの観光名所ピア39に今年のクリスマスツリーがお目見えしました。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。
サンフランシスコの観光名所フィッシャーマンズワーフのメッカ「ピア39」に今年のクリスマスツリーがお目見えしました。カリフォルニア州北部のシスキュー郡で伐採された60フィートの高さを誇るホワイトモミは、オーナメントやライト全て、ひとつひとつ手作業で固定する必要があり、飾り付けに3週間を要すとのこと。11月22日から1月9日までの間、ホリデーミュージックに合わせて万華鏡のような色彩のイルミネーションショーが30分ごとに楽しめます。
今週240サンフランシスコでは、大気汚染を軽減するための州からの補助金の使用用途として、市内全域に電気自動車(EV)充電ステーションが数百基追加建設され、食品配達員のために無料のE-Bikeが配備される案が提案されました。このカリフォルニア州エネルギー委員会からの240万米ドル(≒3.55億円)の助成金は、サンフランシスコ市が2040年までに排出ガスをゼロにするという法律上の義務を達成するためのロードマップ「気候行動計画」に記載された目標を達成するためのものとなります。
資金の一部は、2023年初頭から1年間のパイロットプログラムに充てられ、サンフランシスコの配達員用に最大30台の電動自転車を購入、電動自転車の使用が排出ガスと交通量の削減にどのように役立つかについてのデータを収集するとのこと。現在サンフランシスコ市内では、車道に緑色に識別された自転車専用レーンが多く導入されており、この案が本格的に始動するとさらに自転車が乗りやすい街に改善されていきそうです。
今週のカリフォルニア州全体の感染状況。
州の公式ウェブサイト によると、州全体の過去7日の1日あたりの平均新規感染者数は1006人。ここ4週間程度、数に大きな変化はありません。
8月31日から10月25日までの10万人における感染者数は6.1人。陽性率は4.5%。こちらもまだ増加傾向にはありません。
サンフランシスコ市の公式ウェブサイト によると、今週の5歳以上を対象としたCOVID-19接種率は1回目は>90%、2回目の接種率は89%。カリフォルニア州全体のワクチン接種率は72.4%と、先週と比較しても変化はありません。
州の公式サイト によると今週の段階で、サンフランシスコ郡のオミクロン変異株対応のブースター接種率は19.4%。現在市の衛生保健局を中心にワクチン接種の呼びかけが行われており、今後はこの数も増加傾向になりそうです。
このコラムを書いている2022年11月3日現在、LA times の統計 によると、サンフランシスコの感染者数は19万3,098人。感染による死者数は1,056人。先々週の19万2,080人と比べるとここ2週間の増加数は1048人・1日の平均感染数は72人となります。先々週の反動か、10月中旬から下旬にかけて2週間ほど増加傾向にありましたが、今週は減少傾向です。
過去1週間の陽性率平均は4.8%・10万人における感染者数は7.7人。今のところ落ち着いた状態が続いています。