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先日イーリング・ブロードウェイ駅からパディントン駅に移動する際、今年5月に開通した新しいエリザベス線に乗りました。
駅名を表示する「ラウンデル」と呼ばれるマークも、エリザベス線のテーマカラーである紫色。
車輛のボディも座席も、同じくパープルが基調。これは今年エリザベス女王の在位70周年を祝ったプラチナジュビリー関連でのテーマカラーでもあったので、まことに相応しい色と言えます。
さて乗ってみた感想。まず最も感心したのは、イーリングコモン駅からパディントン駅まで乗換えナシのため10分ほどで、あっという間に着いちゃったこと!
それ以前はイーリング・ブロードウェイ駅からセントラル線で7駅めのノッティングヒル・ゲート駅で下車し、ディストリクト線かサークル線に乗り換えて2駅めがパディントン・・・と30分は優にかかったんです。だから今は本当に便利!
また8月の暑い日に乗った知人いわく「新しい車両だからエアコンがちゃんと効いてて快適だった♪」とのこと。ロンドンの地下鉄はエアコンがあまり効いてない車輛が多いので、これも嬉しいポイントです。
予算を大幅に上回り総工費188億ポンド(約3兆円)をかけたエリザベス線。
オープン前は、コロナ禍でロンドンへの通勤通学や観光などが激減したため大赤字が噂されていたのですが、使いやすさが功を奏して大好評!予想を上回る利用者数で、この調子だと2023年~2024年にはコスト回収できると言われています。
ヒースロー空港ターミナル2・3駅からでも、パディントン駅までたったの30分。今後は海外からの渡航者にとっても、大いに活用したいエリザベス線なのです!