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11月24日の感謝祭を迎え、いよいよホリデーシーズンに突入したアメリカ。サンフランシスコの2022年のホリデーは規制もなく穏やかな雰囲気です。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。
サンフランシスコは11月19日から新たな地下鉄の路線が開通しました。これはミッションベイからチャイナタウンを結ぶラインで、現在週末限定で試験運行が行われています。この路線は2023年1月7日からフルサービスがはじまり、カルトレイン駅からユニオンスクエアを結ぶため、郊外から通勤している人にとってはかなり便利になります。試験運行の間は運賃は無料となり、朝8時から真夜中まで12分おきに運行されています。
地下鉄の路線開通に伴い、チャイナタウンのほぼ中心地ストックトン通り沿いに新たな地下鉄の駅が一般開放されました。真新しい駅は、ふたつのエレベーターを使ってプラットフォームに降りる形となりその深さは100フィート(30m)になります。校内には赤いパネルでできた切り絵のようなアートと、色とりどりのタイルで作られたカテドラル・キルティングのパターンのタイルアートを楽しめます。
また地下鉄の屋上部分には展望台が設置されており、ここから活気あるサンフランシスコのチャイナタウンの様子を眺めることもできます。
今週のカリフォルニア州全体の感染状況。
州の公式ウェブサイト によると、州全体の過去7日の1日あたりの平均新規感染者数は1,974人。過去3週間の数推移は1,006人→1,315人→1,414人。徐々に増加しているのがわかります。
9月21日から11月15日までの10万人における感染者数は10.5人。陽性率は7.6%。こちらもじわりと増加しています。
サンフランシスコ市の公式ウェブサイト によると、今週の5歳以上を対象としたCOVID-19接種率は1回目は>90%、2回目の接種率は89%。カリフォルニア州全体のワクチン接種率は72.3%。数値の調整かカリフォルニア州の接種率は0.1%減少しています。
州の公式サイト によると今週の段階で、サンフランシスコ郡のオミクロン変異株対応のブースター接種率は27.5%。カリフォルニア州全体の摂取率は16.2%とこちらは両方とも3%ほど上昇しています。
このコラムを書いている2022年11月24日現在、LA times の統計 によると、サンフランシスコの感染者数は19万5,783人。 感染による死者数は1,076人。先週の19万4,965人に比べると今週は818人の増加で、1日の平均感染数は116人。先週に比べるとぐんと数が減少しましたが、100人を超えています。過去1週間の陽性率平均は7.1%・10万人における感染者数は12.2人。おそらくいつものパターンでここから数の増加がはじまりそうですが、今後の傾向をレポートします。