キーワードで検索
最近、香港政府は一気にウィズコロナ政策に突き進んでいまして、ここ1、2カ月は頻繁に政策が変更されましたが、年末年始も方針が変わりました。
まず、香港-日本のフライトですが、中国の感染拡大を受けて2022年末に、香港からの直行便において成田国際空港、羽田空港など8空港のみの利用に制限されていたのですが、1月8日からは受け入れ準備が整った空港では香港からの直行便の到着を認めることになりました。少々の減便があるようですが、最終的にはフライトの大幅制限がなくなったほか、地方都市と香港の往来がより楽になります。
香港観光をすると、マカオにも合わせて行くのがほぼセットになっていましたが、香港からマカオへの入境もこれまで各種制限が設けられていました。しかし、入境手続きの際に求められていたPCR検査の陰性証明、ホテルや自宅での隔離、到着時のPCR検査がすべてなくなりました。コロナ前の香港観光は、マカオには宿泊せずに日帰り観光が多かったので、ほぼコロナ前の状況に近くなります。
中国との隔離なしの往来も1月8日から始まります。ただ、中国で感染が拡大していることもあり、香港から中国への渡航者数は1日6万人に制限されるほか、香港国際空港、落馬洲支線(Lok Ma Chau Spur Line)、港澳客輪碼頭(Hong Kong-Macau Ferry Terminal)など7カ所の税関のみ開放されます。高速鉄道が発着する西九龍駅(West Kowloon Station)は旧正月明けになりそうです。
現時点で中国の新型コロナウイルスの状況を考えると中国本土に入国するには、多少のためらいがあると思いますので、コロナが落ち着いた後に香港経由で広東省を観光するのがいいと思います。