キーワードで検索
みなさま、サワディーカー。今回は、タイの首都、バンコクの中華街(ヤワラート)にある素敵なティーハウス「Zhennan Tea House/振南茶/เจิ้นหนาน」を紹介します。
目次
今回ご紹介するのは、タイの首都、バンコクの中華街(ヤワラート)にあるティーハウス「Zhennan Tea House/振南茶/เจิ้นหนาน」です。
最近は、バンコクの百貨店内でも、世界各地の様々なお茶を購入しやすくなっていますが、今回紹介する「Zhennan Tea House」は、まだ、ほとんど目にすることのないお茶をこだわりを持って提供してくれるお店です。また、人に淹れてもらうお茶は、格別のおいしさを感じます。
まず、こだわりを感じたのは、店内の様子。バンコクの中心街でも手に入らなさそうなものがずらりと並んでいたので、スタッフの方に、思わず、「タイ人ですか?」とたずねたほど。その日、もてなしてくれたのは、タイ人でしたが、目の前にあった白い茶器は台湾、お湯を沸かしている調理器具は中国のものとのこと。
お茶が好きで、趣味でお茶屋さんを始めたのですか?ときくと、笑顔でうなずき、漢方薬の販売も行っているのよ、とのことでした。
メニューの1枚目の写真しか撮れていませんでしたが、帰宅後、お店のインスタグラムを見ると、メニューの最初にあるTibetan Teaがのティーハウス「Zhennan Tea House/振南茶/เจิ้นหนาน」の看板メニューのようです。チベット、ネパールやインドで飲まれるというお茶が飲めるとは、バンコクでも、かなり珍しいお店だと思います。再訪した際には、その理由等もたずねてみたいと思います。コーヒーの提供はなさそうでした。
帰宅後、Facebookを眺めていて、気づいたのですが、木曜日がベーカリーの日でクロワッサンがあるようです。木曜日午後行った時、店頭には置いていませんでしたが、聞けばあったのかもしれません。Facebookのメッセンジャーで質問したら、大サイズ85バーツ、小サイズ50バーツとのこと。メニュー表にあったプリンは毎日提供しているそうですが、確実にお召し上がりになりたい方は、予約しておけば、取り置き可能とのことです。
お店は、座席数が少なく、2人席は2つ、カウンターに3席ほどあるこじんまりとしたティーハウスです。
帰宅してからお店のFBを探してみると、店員さんは他にもいるような感じでしたが、私が訪問した時、お客さんは私たち2人のみ。若い女性が一人で、目の前で丁寧に淹れてくれて、いただくその時間はとても居心地がよかったです。
友だちはライチウーロン(税サービス代込みで110バーツ)、私はほうじ茶ラテ(税サービス代込みで110バーツ)をお願いしました。
ライチウーロンは、中国茶を入れる要領で作ってくれたようです。私は初めて目にする方法だったので、驚きました。ライチウーロンを作っている最中、とてもよい香りが漂ってきました。友だち曰く、少し苦みのある味わいだったそうですが、砂時計で時間をはっていましたので、好みによるかもしれません。
ほうじ茶ラテは、点茶法で最後にフォームミルクを乗せて、つくってくれました。ちょうどよい渋みがほんのりあって、甘さはミルクの甘みだけで、大変おいしかったです。
プリンは、詳しくは聞いていないのですが、底に5mm程のしっとりとしたスポンジのあるプリンケーキのようでした。こちらもとてもおいしかったです。ほうじ茶ラテとの相性もよかったです。
ドリンク2杯とプリン2つで、2人分合計470バーツ(税サービス代込み)でした。しかも、今回、最後のお会計時に、ささっと、冷たいホワイトティーも提供してくれました。
「楽しいやりとり」というと、お店の方が話しかけてくるイメージを抱かれてしまうかもしれませんが、この日のお店の方は寡黙な感じで、話しかけると笑顔で答えてくれるという感じでした。
お茶とプリンがそろったところで、旅行者のように友達との2ショット写真を撮っていたら、お店の方が「写真撮りましょうか」と声をかけてくれました。
お礼に、私も彼女の写真を2枚撮らせてもらいました。インスタグラム等ありますか?と聞いたら、アカウントを教えてくれたので、DMでその写真を送ると、しばらくしてから、彼女がスマートフォンを出してきて、写真を撮ってくれて、送ってくれたのです!
こういうやりとりができるのも、タイのこうしたお店ならではだと感じます。
非日常と旅行気分までも味わえる幸せなひと時でした。
また、訪問したいお店です。
ちなみに、訪問後のやりとりで、1月21日(土)~31日(火)は春節(中国の旧正月)のため、お店を閉めるとのことなので、お気を付けください。
当日の記録は、以下のインスタグラムにも投稿していますので、よろしければ、合わせてご覧ください。