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2023年は1月22日、タイ国内各地で、中国の春節(旧正月)をお祝いするイベントが開催されました。その前後の期間(2023年は1月14日~2月15日18時~24時まで)、卯年の幸運と繁栄を願って、タイ・バンコクの中華街(ヤワラート)で春節イルミネーションが開催されています。獅子舞などのイベントは既に終わっていますが、春節イルミネーションは2月15日迄続きます。遅くなってしまいましたが、中華街(ヤワラート)の春節イルミネーションの見所を中心に、飲食スポットとショピングスポットも紹介しますので、バンコクの中華街散策時の参考になれば幸いです。
目次
春節前の1月12日にも、タイ・バンコクの中華街(ヤワラート)へ訪問していますが、既に街中には赤い飾りものやチャイナドレス、春節らしい果物などがたくさん販売されていました。中華街で、パワースポットや厄払い目的で参拝する方が多いことで知られる寺院「ワット・マンコン・カマラワート (龍蓮寺)」内にも赤く飾られ、大変美しかったです。数年前は本堂に写真撮影禁止の表示がありましたが、今回なくなっており、本堂のすぐそばには、撮影用の座席等まで用意されており、時代の流れを感じました。
春節イルミネーションは、1月14日~2月15日の18時~24時に開催されています。場所は、中華街門とヤワラート通りの2カ所で見られ、約200mの長さに及びます。詳しくは、以下、写真と共に紹介していきます。
中華街門のすぐ近くには、干支のウサギのモニュメントが設置されています。タイ人や西洋人が座ってくつろいでいました。トゥクトゥク(3輪タクシー)もたくさん停車していました。
中華街門からサミティベート・チャイナタウン病院へ向かう通路に、光のトンネルがあります。その入口には、龍の頭があります。
トンネルを抜けると、月の中にウサギがいるように見えるモニュメントが置かれています。私が通った時は、ウサギさんの口元に手を差し伸べるポーズで写真撮影しているタイ人が多かったです。
このすぐ左手には、サミティベート・チャイナタウン病院とティアンファー財団クワンイム寺院(Kuan Yim Shrine)が見え、その右斜め前方には、ランタンの大群が見えます。
ティアンファー財団クワンイム寺院(Kuan Yim Shrine)から、ヤワラー通りに飾られたランタンの明かりの方向に歩いてくると、「Happy Chinese New Year」と龍の頭と華やかなランタンが目に飛び込んできます。各種報道やSNSなどに投稿された写真から、1月22日頃は、このあたりに赤い門やステージ等が設置されていたと思われますが、1月31日時点では撤去されたようでした。
頭上には、たくさんの赤いランタンのエリアもあります。
さらに、ヤワラー通りを西へ少し進むと、ランタンの数は少し減り、企業名等が書かれた横断幕がたくさん見えてきます。夜のみ、登場する屋台も少なくなく、大変活気あふれるエリアになっています。ヤワラー通りを少し曲がった通りでも、ランタンはちらほら見られました。
右手にホテル「ロイヤル・バンコク(Hotel Royal Bangkok)」が見える地点からは、夜のみ営業する屋台が出てきて、タイ人曰く、海鮮料理などの食べ歩きが楽しいと言われるエリアになっています。
ホテルロイヤルバンコク@チャイナタウンの前は16時半頃と18時頃通りましたが、両時間帯共に、ローストダック・スプリングロールの屋台(1本20B、5本入1パック100B)も出ていました(以前、正午位に通った時は屋台は出ておらず。夕方~の営業のようです)。北京ダックが食べられると日本人の間で噂の屋台ですが、ローストダックの皮はパリッとはしておらず、身があるという感じのもので、今まで食べたことのある北京ダックとは違う感じがしましたが、なかなかおいしかったです。
カフェレストランもありますので、屋台や大衆食堂の雰囲気が苦手な方でも、飲食する場所には困らないと思います。私が最近行ったカフェレストランのレビューを以下リンク先ページに投稿していますので、よければ参考にしてください。
フアランポーン駅からヤワラー通りへ歩いていった場合、ホテルロイヤルバンコク@チャイナタウンを通り過ぎて、1分ほど歩くと、右手に、Nithiya Wanit StoreやThainakonrn.Yaowaratというお店があり、チャイナドレス(2、3着程値段を聞いてみたところ、1着400thb前後~1000thb程)を購入することもできます。このあたりでチャイナドレスを購入して、着替えて、中華街を散策する人も散見します。
中国の茶器が購入できるお店は他の通りにもありますが、ヤワラー通りにあるヤワラートハンヘンリー(Yawarat Hang Heng Lee Co.ltd)というお店は比較的品揃えが多く、金魚が泳いでいるように見える小さな湯呑カップがとてもかわいいなと思いました。他にも、ヤワラー通りにあるお店では、部屋やカバンに飾る装飾品や指輪、扇子や招き猫グッズ等がたくさん販売されていました。
さらに歩くと、ホテル「グランドチャイナ・バンコク(Grand China Bangkok)」があります。ホテルに併設されている建物内の2Fにはパーティードレスにも着れそうなチャイナドレス等も販売されていました。こちらは前述のお店とは1桁違い、ドレス1着4000thb前後で販売している感じでした。赤ちゃん用の服やスタイ等を取り扱うお店もありました。お手洗いも同じフロアにあります。トイレットペーパーは便座の横にはなく、手洗い場の奥にあります。
ヤワラー通りを西のほうへ進み、オンアーン運河まで歩いてみたのですが、ランタンは次第に減っていく感じでした。運河沿いに、少しランタンは飾られているのが見える程度でした。
今回のタイ・バンコクの中華街(ヤワラート)で開催されている春節イルミネーション及びその他の地域における関連イベント情報は、タイ語及び英語での情報のみですが、以下サイトで入手できます。
以上、タイ・バンコクの中華街(ヤワラート)の春節イルミネーションの様子を中心にレポートしました。タイ・バンコクの中華街散策時の参考になれば嬉しいです。それでは、皆様、サワディーカー。