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バレンシア中心部にある鉄道駅(Estación del Norte)のすぐ西側は中華街を形成しています。そんなに大きくはないものの、スペインで一番大きな中華街とも言われています。
バレンシア港はアルへシラス港と並んでスペインでもっとも重要な港に数えられていて、中国からの貨物がメインであることで知られています。郊外には中国語であふれた倉庫街もありますし、こういった理由でバレンシアには中国人が多いのかもしれません。
この中華街にあるアジアン・スーパーや食材店には貴重な日本食材を置いているので、私たち在住日本人もよく足を運ぶ一画です。また、スペインの町にある安くてどこも同じ味で決して美味とは言えない中華料理とは異なる、安いけれどイケるレストランもあり、これまた在住日本人の御用達になっています(そういうところは中国人のお客さんも多いんですよね)。
この中華街の入り口に横浜にあるような門を作ろうという話がニュースになっていましたが、なぜ税金を外国人に使うのかという反対の声もあり計画は宙に浮いてしまったようです。
さて、数年前からバレンシアでは中国の春節(旧正月)を祝うイベントが催されるようになり、年々パワーアップしています。今年のイベントは、春節前日(いわば大晦日?)の1月21日土曜日。メインのパレードは18時のスタートになります。コースは、中華街のPelayo通りから市役所広場まで。ほかにもこの日11:00~17:30まで、市役所広場では書道や民族舞踊など中国文化に関するワークショップやショーなどが開催されます。この日バレンシアにいる方は、ぜひ行ってみてくださいね。