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モントリオールからボンジュ~ル!
皆さんこんにちは。モントリオール在住、カナダ特派員のNAMIです。
「美食の街」とも謳われるモントリオールですが、意外にスペイン料理のお店は少ないです。
と言うのも、イタリア人やフランス人に比べ、在住スペイン人の数が少ないからだと思います。
少ない・・・と書きましたが、ないことはありません。
今日は本場バレンシア出身のシェフがつくる美味しいパエリアが食べられ、なおかつスペインから直輸入している生ハムや食材などを購入することが出来る、スペイン料理店兼スペイン食品店、モントリオール・パエリア(Montréal Paella)をご紹介します。
お店の場所はシャーブルック通り(Sherbrooke)とサン・ローラン通り(Saint-Laurent)に近いところにあります。
最寄り駅は地下鉄オレンジラインのシャーブルック駅です。
駅を出て、サン・ドニ通り(St-Denis)を渡ると、サン・ルイ広場(Carré Saint-Louis)に着きます。
サン・ルイ広場は、フランス系住民の富豪層が移り住むようになったところで、19世紀には一帯が高級住宅地となりました。芸術家や詩人にも人気があり、1970年ケベック独立派の集会所にもなりました。
今でもビクトリア朝で色鮮やかな家が建ち並び、フォトジェニックにもなっています。
レストランがあるサン・ローラン通りは、このサン・ルイ広場の向こう側です。
サン・ローラン通りに出たら、反対側にわたり、右手に進みます。
レストランはギルボー通り(Rue Guilbault)の手前です。
店内には調理器具、食品など、スペインからの輸入品を販売するコーナーがあります。
モントリオール市内でイタリアのプロシュートはよく見かけますが、こちらのお店には市内ではあまり見かけないイベリコハムもあります。
店内にはメニューがあり、ここで注文&お会計をします。
タパス、パエリア、サイドメニュー、デザートと本場スペインの味が楽しめます。
パエリアは注文から25分かかりますので、ご注意ください。
海老もプリプリで、絶品なパエリアをどうぞ!
今回ここに来た目的は、パエリアはもちろんのこと、マヨルカ産の「ソブラサーダ」を購入するためです。
ソブラサーダはスペインを代表するサラミの一種で、マヨルカ島の名産になっています。
マヨルカ島で飼育された黒豚の挽肉にたっぷりの甘口パプリカのパウダー、ローズマリー、タイム、オレガノ等の香辛料を練り込んで作られています。
かなり柔らかい食感で、通常そのままパンにつけてパテのように食べますが、パンに塗るまえにトースターで焼いたパンに塗ると、ソブラサーダがトロットロに溶けてとても美味しいです。
購入した方はぜひお試しあれ!
※ソブラサーダ:300g $15
本日はモントリールで数少ないスペイン料理が味わえるレストラン兼食品店「Montreal Paella」をご紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
À très bientôt(また近いうちにお会いしましょう)