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今週になってグーグルが10,000人を超えるレイオフを発表しました。規模は違うにせよ、サンフランシスコ含むベイエリアでは、従業員の解雇が続いています。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。
シリコンバレーを中心に、先月からレイオフが続くベイエリア、今週Googleはグローバル規模で12,000人をレイオフすると発表しました。これは、マイクロソフトの10,000人、アマゾンの18,000人、メタの11,000人に続く大規模なレイオフとなります。
このGoogleのレイオフに対して、米国に拠点を置く従業員に対し、16週間の退職金と、Googleでの勤務年数が1年増えるごとに2週間の退職金が提供されるとのこと。昨年来の金利上昇とインフレがIT企業の株価を押し下げているのが要因とされています。このような大規模でなくても、マウンテンビューやサンフランシスコを拠点とするIT企業が従業員の減少に踏み切っている流れはまだ続いています。
今週のカリフォルニア州全体の感染状況。州の公式ウェブサイト によると、州全体の過去7日の1日あたりの平均新規感染者数は1007人。先週の1121人、先々週の2349人から見ても、徐々に減少状態です。
11月23日から1月17日までの10万人における感染者数は6.8人。陽性率4.9%。遂に両方とも一桁台まで減少しています。
サンフランシスコ市の公式ウェブサイト によると、今週の5歳以上を対象としたCOVID-19接種率は1回目は>90%、2回目の接種率は89%。カリフォルニア州全体のワクチン接種率は72.5%。先週と比べて変化はありません。
州の公式サイト によると今週の段階で、サンフランシスコ郡のオミクロン変異株対応のブースター接種率は38.9%。カリフォルニア州全体の摂取率は23.5%と、追加接種の増加数も徐々に鈍化してきました。
このコラムを書いている2022年1月26日現在、LA times の統計 によると、サンフランシスコの感染者数は20万5,841人感染による死者数は1,152人。先週の20万4,806人と比べると今週の増加数は1,035人、1日の平均感染者数は147人です。先週は統計の問題か、増加数が急増しましたが、今週はまた通常の通知に戻っています。
過去1週間の陽性率平均は5.7%・10万人における感染者数は7人。今週は急に数が減少していますが、おそらく一時的なものだと思われます。