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日本と香港の入境規制がほぼ撤廃されました。気兼ねなく香港と日本の往復ができるようになったわけですが、渡航に欠かせないのは飛行機です。新型コロナウイルスによる厳しい3年間を過ごした後、フライトが徐々に戻りつつあります。実際、パイロットがどんな風に操縦しているのかを体験できる施設が香港にあります。九龍(Kowloon)西部地区の長沙湾(Cheung Sha Wan)「展翅飛行學會(Wings Flight Academy)」は本格的なシミュレーターを使って飛行体験をすることができます。
同アカデミーは、飛行機についてもっと知ってもらおう、知識を深めてもらおうという思いから創設されたところで、あの大きくて重い飛行機が空力を使ってどのように宙に浮くのかも学べるようなところでもあり、4歳以上が対象となっています。
シミュレーターは、セスナC172とテクナムP2006Tのコックピットを再現したものです。実際の操縦桿や計器類はほぼ忠実に再現されているほか、180度対応のスクリーンは4K対応で現実に近い景色になっているほか、晴れ・雨、昼・夜などさまざまな飛行条件を設定できるリアルなものです。しかも、指導教官は現役または飛行ライセンスの保有者と、まさにリアルな飛行体験ができます。
価格ですが、体験飛行は、月~木=15分549ドル、金~日、祝日=15分649ドルです。4~7歳の子どもを持つ家族向けの体験飛行は月~木=3人家族888ドル、4人家族988ドル、金~日、祝日=3人家族988ドル、4人家族1088ドル。要予約となっています。