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皆様、サワディーカー。今回は、タイ王国の首都バンコクの駅近でアクセス良好のナイトマーケット(夜市)を2カ所紹介します。場所は、地下鉄の駅下車徒歩すぐの立地にできた比較的新しいナイトマーケット「ジョッドフェア(JODD FAIRS)」とナイトマーケット「ザ・ワン・ラチャダー(The One Ratchada)」です。両市場共に、現在、毎日比較的涼しい17時から24時頃まで営業しており、女性も安心していける夜の観光スポットの一つです。歩くのが苦にならない方なら、「ジョッドフェア」から「ザ・ワン・ラチャダー」まで徒歩での移動も可能です。
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最初にご紹介するのは、ナイトマーケット「ジョッドフェア(JODD FAIRS、จ๊อดแฟร์)」です。「ジョッドフェア」は、長引く新型コロナウイルス感染症防止措置の影響で2021年7月末に閉鎖された「ラチャダー鉄道市場、Ratchada Train Night MarketまたはTrain Night Market Ratchada、ตลาดนัดรถไฟ รัชดา(タラートロッファイ・ラチャダー)」の代替地として、2021年11月29日にラーマ9世通りにオープンしたナイトマーケットです。
様々なジャンルの食べ物屋台が集まっています。また、常夏タイならではの衣類、シューズ、バッグ、雑貨なども購入できます。日本で見られるような商品もありますが、タイならではのものもいっぱい。座って飲食できるスペースもたくさんありますよ。
上の写真は、駅側からではなく、市場を挟んだ反対側の建物の駐車場から、「ジョッドフェア」を撮ってみました。反対側からみると、G towerのGが反対向きになってしまうのではないかと思っていましたが、反対側からは小文字のgに見えるこのビルのデザインセンスに驚かされました。
Google mapでは情報が得られませんでしたが、G Towerのgの文字の左下の奥側のエリアでも、HingHoi Marketという垂れ幕を付けた屋台で果物、タイパンツなどの洋服、アクセサリーやミニカー等の雑貨の販売や、トラックでおいしそうなパッタイやケバブ、ドリンクなどを販売していました。出店準備中の雑貨店の方に営業日時をたずねたところ、「ジョッドフェア」と同じで17時~深夜0時頃とのことでした。
続いてご紹介するのは、「ラチャダー鉄道市場(タラート・ロットファイ・ラチャダー)」が新型コロナウイルス感染症防止措置の影響で閉鎖され、更地になっていた場所にオープンしたナイトマーケット「ザ・ワン・ラチャダー(The One Ratchada)」です。現在は、屋台の天井だけ見ると、「ジョッドフェア」なのか「ザ・ワン・ラチャダー」なのかわからないぐらい似ていますよね。
2022年8月11日にオープン予定でしたが、9月9日にオープンしました。ラチャダー鉄道市場と同じ位置にありますが、ラチャダー鉄道市場の時とは異なり、各店舗の屋根が全て白色になったため、エスプラネード(The Espranade)の駐車場からの眺めは以前とは異なる、残念という話もちらほら耳にしていますが、お天気が良いと太陽が沈んでいく様子や太陽が沈んだ後(マジックアワー)の空の色の移り変わりが大変美しかったです。
平日訪問時の比較ですが、「ザ・ワン・ラチャダー」は、「ジョッドフェア」に比べると、飲食店の出店が少なめでしたが、「エスプラネード」内に飲食店があります。冷房の効いた屋内の飲食店で食事したい方は「エスプラネード」内で探してみるのもよいと思います。地下にはフードコートもあります。
「ザ・ワン・ラチャダー」も、前述の「ジョッドフェア」同様、衣類、シューズ、バッグ、雑貨などが購入できます。食べ物屋台は少ない印象を受けました。
小物アイテムに表示されている金額(キーホルダー50バーツ~、パスポートケース、スーツケースのタグ80バーツ、カードや定期入れ100バーツ、長財布200バーツ等。5点購入で1点無料)を支払えば、その場で名前(または文字)とチャームを無料でつけてくれるお店「カードや定期入れ」(ウェブサイトhttps://www.facebook.com/HammerGshop/ では、別の支店情報も得られます)があります。入れてほしい名前(または文字)はアルファベットを付箋に書けばOKです。1点5分程でできあがる感じでした。まだ見つけられませんでしたが、噂によると、イラストを描いてくれるお店もあるようです。
以上、2021年以降タイ・バンコクに誕生した2つのナイトマーケット(夜市)の情報でした。新型コロナウイルス感染症防止措置の影響でラチャダー鉄道市場が閉鎖されたことは大変悲しいニュースとして取り上げられていましたが、変化のはやいタイ・バンコクは新たな市場をオープンし、どんどん活気を取り戻しつつあります。皆様のお好みのものがあるかどうかは分かりませんが、タイならではの雰囲気を味わうにはもってこいの場所です。興味があれば、是非、立ち寄ってみてくださいね。