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日本料理とフランス料理は世界でも高い評価を得ている料理だと思います。芸術や文化においても日本とフランスは互いに良い影響を受けていると言っていいでしょう。そして、香港は、日本料理も、フランス料理も、日本のサブカルチャーも、フランスの芸術も堪能することができる街なのです。湾仔(Wanchai)にある「BIFTECK」は、日本とフランス両料理のエッセンスを取り入れたステーキのお店です。
店は、座席は皮張りの大きめの椅子が58あります。大きさは3300平方フィートもあるので、香港にしてはゆったりとしたテーブル間隔があります。白を基調とした壁に加え、南側に大きな窓が数多くあるので昼間は明るい店内、夜は落ち着いた雰囲気となっています。BIFTECK…カタカナで書けばビフテキという意味になりますが、同店が輸入する肉の産地は、新潟、神戸、オーストラリア、アメリカ、ベルギー、アルゼンチンなどさまざま。新潟には「雪室」という自然を生かした特殊な貯蔵施設があるのですが、同店では専用の冷蔵庫を使って内部を摂氏1~2度、湿度を最高で90%に保つことで雪室と似たような内部環境を再現。そこで新潟産牛肉の熟成肉を作っています。
アメリカ産のプライム肉は388ドル、スペイン産のリブアイは428ドル、宮崎産のA5は458ドル、前述の新潟産の熟成肉は時価です。焼き加減はもちろんお好みですが、同店の料理は素材の味もしっかり感じられるものになっています。春の季節が近づき、ブランチセットの新メニューである「Fête du Bifteck – Printemps」が登場しました。サラダ、スープ、2種類の前菜、メイン、さらに2種類料理とデザートがついて598ドルです。208ドル追加すればシャンペンやワインが2時間飲み放題というお得なセットになっています。このセットは、土日、祝日の12時半から15時半の限定販売メニューです。
ステーキと言えば、アメリカやアルゼンチンあたりが有名ですが、日本とフランスのテイストを感じるステーキは日本でもあまり体験できないので、ぜひ訪ねてみてください。