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アメリカの首都ワシントンDCの空の玄関は3つ。日本からの直行便が離発着するワシントン・ダレス空港(IAD)、首都中心部に最も近いワシントン・ナショナル空港(DCA)、そして今回ご紹介するのはワシントンDCとメリーランド州ボルチモアの中間位置にあるボルチモア・ワシントン空港(BWI)です。
正式名称はBaltimore/Washington International Thurgood Marshall Airport(ボルチモア/ワシントン国際サーグッド・マーシャル空港)と長いですが、ボルチモア出身でアフリカ系アメリカ人としては初の合衆国最高裁判事になったサーグッド・マーシャルThurgood Marshall氏(1908-1993)の名前が付けられています。
最寄りの鉄道駅はアムトラックAmtrakと地元の通勤列車であるMARCトレインが停車するBWI Airport駅です。空港の建物には隣接していませんが、BWI Airport駅から空港ターミナルへ接続する無料のシャトルバスがあります。
空港Dターミナルの端の地上階に、ボルチモア市街中心地へ向かうライトレールMTA Light Raillinkの始発駅があり、約30分間隔に運行されています。
ターミナルはAからDまで4つのコンコースがあり、全体をUの字で囲むように並んでいます。チェックイン前の2階出発ロビーおよび1階到着ロビーは徒歩でもターミナルの端から端まで歩くことが出来ますが、保安検査場より先は、AからCコンコースからD・Eコンコースへの移動は搭乗券保持者のみに限られています。また、Eコンコースエリアから国際線の路線が発着しています。
BWI空港で見つけたユニークな施設をご紹介します。