キーワードで検索
2018年にパレルモ地区にオープンしたミルタキ。行こう、行こうと思っていたら、コロナ禍に突中しなかなか行くことができなかったお店です。そんなミルタキに行っててきたので様子をレポートします。
開店から5年、トラディショナルな日本食店というより、モダンで新しいポップな日本を楽しめる場所として人気を集めています。
行列のできるラーメン屋として有名なだけではなく、御寿司も本格的でおいしい、と評判です。またオープンキッチンで隠すところは何もない、また整然としたところを見せながら、寿司屋の板前さんの手さばきで寿司を握るところを見せ、さらに、調理人達がラーメンを盛り付けていくところのシンクロナイズ感は圧巻です。
暗い照明で寿司ネタが新鮮なのかわからない店が多い中、白く輝く店には包み隠すところがない、清潔感であふれています。そして、調理人も、ウエイターも若い人ばかりなのも颯爽としています。
●ミルタキの名前の語源
→造語です。オーナーはマティアス・トウタケさん、ニコラス・トウタケさんの兄弟のデュオ。お母さんの名前がミルタさん、お父さんはタキさん。ふたりの名前をくっつけたそうです。それがカタカナで日本語とは気が付かず多くの人はお店のロゴとして認識しているでしょう。
●お店があるのはどんな場所?
→ミルタキがあるのは、パレルモ地区の中でもパレルモハリウッドという場所。テレビの制作局があったり、ラジオのスタジオもあり、ブエノスアイレスの「ハリウッド」な場所なのです。昼間はそうでもないんですが、夜はブエノスアイレスでは一番ホットなスポットなんです。
●お店が人気な秘密は?
板前のマティアス・トウタケさんは、2016年にアルゼンチンで有名な「DUENOS DE LA COCINA」というテレビ番組で日系シェフとして登場。番組では勝ち残りもう少しでファイナリストになるところまで行き、視聴者からよく応援されたほどの人気シェフとしての地位を確立したのです。