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モントリオールからボンジュ~ル!
皆さんこんにちは。モントリオール在住、カナダ特派員のNAMIです。
3月も下旬でサマータイムに変わったモントリオールですが、週末になると雪が降り、気温も5℃前後と肌寒い日が続いています。
今日は、モントリオールで麹や麹製品をつくり、販売している鈴木さんご夫妻が経営する「L'Atelier San-Ô」のご紹介です。
「L'Atelier San-Ô」の原点でもある「コージスープ」とその姉妹ブランド「コージラボ」は、新型コロナウイルス感染拡大のさなか、日本からの移民である鈴木陽太さんと典子さんご夫妻によってスタートしました。
陽太さんは、ケベック州で日本酒をつくりたいという思いから単身で日本に帰国し、静岡にある日本酒の蔵元、酒づくりの一切を取り仕切る責任者でもある杜氏(とうじ)の元で日本酒づくりを学びました。
そして、日本酒づくりの基本となる麹を極めようと、モントリオールで麹づくりを始めました。
現在は2022年2月にオープンしたお店兼工房で麹をつくり、その製品を販売しています。
ケベックTVの動画で麹をつくろうと思った動機、麹とは何か、麹をつくるにあたって注意されている点などを語っていらっしゃいます。
先ずはこちらの動画をどうぞ!!!
お店の中は半分がお店のスペースで、半分は麹をつくるためのビニールテントが張ってありました
麹づくりは温度管理が何よりも大切で、麹菌が育つのには一定の温度を保っていないといけないので、店内はとても暖かかったです。
甘酒は皆さんもご存じのように、酒粕と米麹と米を原料とする2種類あり、こちらの米麹からつくられた甘酒にはアルコールが一切含まれていません。
だからお米のシロップなんですね!
最後に、原点でもある日本酒はこれからつくっていくのか、話を伺いまいした。
カナダには現在、バンクーバーとトロントに3軒ほど日本酒醸造所があるそうです。
ケベック州は日本酒などの酒造りの為の許可を得たり、製造に関する規則が厳しく、例えばお酒を醸造していい地区や物件などが決められており、簡単には出来ないそうです。
地元の農作物でつくるのは大丈夫とのことで、ビールやワインつくりは簡単なのだそうです。
ケベック州では難しい日本酒づくりですが、こちらのお店で麹が買えるようになり、私も含め、多くのケベック州在住日本人は大喜びです。
いつかケベック州の醸造所でつくられた日本酒を飲める日が来るといいですね。
こちらのメインブディック以外で、商品が購入出来るお店のリストは以下の通りです。
※お店により置いてある商品が違いますので、各お店のサイトにてご確認お願いします
本日はカナダで買える、今話題の万能調味料「麹」と「麹製品」のお店と商品のご紹介でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
À très bientôt(また近いうちにお会いしましょう)