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7人制ラグビーの祭典「香港セブンズ」が、3月31日から4月2日まで香港スタジアムで開催されました。今回は男子の大会のみならず女子の大会も行われる「通常運転」にほぼ戻った大会となりました。
気になる日本代表ですが、男子は予選が3戦全敗おなり、9位決定トーナメントに回りましたが、そこでも敗退。13位決定戦の方に組み込まれてカナダと戦いましたが、こちらも敗れて5戦全敗の15位タイで大会を終了しました。一方、女子代表は、予選を1勝2敗として9位決定戦に回ります。決定戦初戦のブラジルに勝ちましたが、次のスペイン戦で敗北してしまい10位でした。女子はベスト8を目標にしていてそれには届きませんでしたが、パリ五輪に向けて頑張ったと思います。
大会は新型コロナウイルスの制限の心配が全くないこともあり、開放的な雰囲気の中で行われました。また、会場から最も近いショッピングモールの1つである「希慎廣場(Hysan Place)」では香港らしいデザインが施されたラグビーボール4つが展示されていて、香港全体でセブンズが盛り上がっているのを感じました。
会場に目を向けると、ビールが飛ぶように売れていましたし、お土産コーナーは長蛇の列でした。南スタンドを見ると、やはり「コスプレ大会」の会場となっていました。また、キャセイパシフィック航空の現役のフライトアテンダントの方がセブンスに参加して、ラグビーボールの着ぐるみを来た人たちと一緒に会場内をあちらこちらに歩き回って盛り上げるのに一役買っていました。
ある意味、ウィズコロナ下での大型イベントにおける慣らし運転はこれで終了しました。2024年の大会はいい意味でもっとクレイジーな大会になっていることは間違いないと思います。