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12月最終週から断続的に雨が続いたサンフランシスコ・ベイエリア。4月に入った週は久しぶりに晴れが続きました。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。
先週の嵐から1週間ほど晴れ間が続いたサンフランシスコ、ただ風が強く、春のぽかぽか陽気とまではいきませんが春らしい天候が続いた週となりました。久しぶりに1週間ほど雨が降らない日が続きましたが、カリフォルニア沖で徐々に深まってきた低気圧が木曜日の午後に上陸し、ベイエリアの一部で再び雨のチャンスが訪れるとの予報が出ています。ただ今回の低気圧は、3月の嵐のような記録的なものではないとされていますが、歴史的な雨季はまだ終わっていません。
ベイエリアでは今月3ヶ所で桜祭りが開催されます。まず北米最大とされる北カリフォルニア桜祭りがサンフランシスコの日本街で、4/8 – 4/9 と4/15 & 4/16と週末に2回に分けて行われます。今年はパレードも復活し、4月16日午後1時から、シビックセンターよりスタート予定です。
続いてサンノゼの日本街で日系祭りが4/23 に開催、クパチーノの桜祭りはメモリアル公園で4/29と30の2日間にわたって開催されます。どの桜祭りに日付が被らないように開催されるため、ベイエリアにお住みの方は4月の週末を使って桜祭り巡りも楽しめます。
環境保護が盛んなカリフォルニア、特にサンフランシスコでは4月22日にゴールデンゲート公園で大きなアースデーの祭典が行われます。公園内に自転車作りなどのワークショップが開催されるほか、さまざまなライブミュージックも楽しめます。ちなみに2023年、今年のアースデーのテーマは「Invest in Our Planet 地球に投資しよう」です。
今週のカリフォルニア州全体の感染状況。州の公式ウェブサイト によると、州全体の過去7日の1日あたりの平均新規感染者数は567人。309人。先週より僅かに増加していますが、相変わらず安定しています。2月1日から3月28日までの10万人における感染者数は3.3人。陽性率は5.1%。こちらもほぼ変化はありません。
ワクチン接種状況ですが、サンフランシスコ市の公式ウェブサイト によると、今週の5歳以上を対象としたCOVID-19接種率は1回目は>90%、2回目の接種率は89%、カルフォルニア州全体のワクチン接種率は72.8%とどちらも先週と同じままです。
このコラムを書いている2022年4月6日現在、LA times の統計 によると、サンフランシスコの感染者数は21万1,852人、感染による死者数は1,194人。先週の21万1,568人と比べると今週の増加数は284人、1日の平均感染者数は40人です。パンデミックが始まって以来、100人を下回る落ち着いた数値が続いています。今週1週間のサンフランシスコの陽性率は6.4%。まだカリフォルニア州平均5.1% よりも高い数値ですが、どちらも変わりはありません。