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フェリア デル リブロ FERIA DEL LIBRO(ブエノスアイレス国際書籍展)が4月27日から5月15日まで開催中です。 アルゼンチンの文化の祭典では最大のものです。また、チリ、ウルグアイなど近隣諸国をはじめとする地域からの出店もあり、南米では代表的な文化行事として発展してきました。パンデミックで中断はしましたが、
今年47年目を迎えました。
入場すると、まずはアルゼンチンの23州を代表するスタンドがあります。様々な市民団体もあり、スタンドに工夫をこらしています。
今回は4月30日、日亜学院大学の学長であり、文学研究者のパウラ・オジョ・ハットリ先生が
「ノーベル賞作家の日本文学」について講演されました。
この講演会は国際書籍展に参加している国が中心となり、書籍関連のイベントを行うものです。4月29日はポルトガルでしたが、この度4月30日は在アルゼンチン日本大使館主催でDIA DEL JAPON(日本の日)が開催されました。なお、このブエノスアイレス国際書籍展は47回ですが、日本デー開催は第41回目ということで、折しも
日本とアルゼンチンの外交が125年前に成立した記念の年ですので、歴史をふりかえり、非常に感慨深いものがありました。
4月30日午後4時からVictoria Ocampo 講演会場にて開催です。
私はレングアスビバス日本語講座の学生といっしょに参りました。
例年、多くの人々が集まる人気イベントなので午後3時に集合をかけましたら、途中でNIvel4のイサベルさんに出会いました。ベネズエラ出身で小学生時代にアルゼンチンに家族移住し、昨年は見事その経験を日本語スピーチ大会で発表しました。入口からいろいろなスタンドには目もくれずまっすぐ三時五分に着きましたら、すでに三時前に来ていたカロリナさんがいまして一番乗りでした。
Nivel3のカロリナさんはブエノスアイレス市から2時間以上かかるルハンという街から通っています。
「早起きは三文の得」El que madruga, lo ayuda Dios. というスペイン語でも同じ意味のことわざがあります。
その後、すぐに他のメンバーが到着し、記念写真を撮りました。
Nivel1の学生が半数なので、おぼえたばかりの自己紹介にNIvel 3、4の人が付き合って、学生間の交流が生まれ談笑していたら、あっという間に時間になりました。
楽しく待っていましたら、ちょうど時間になり、山内弘志大使閣下がご到着され「日本語がんばってください」と激励のお言葉をいただき、さらに記念写真を撮らせていただきました。皆、感激し、嬉しいながら、大変緊張した面持ちでした。
入場しましたが、ブエノスアイレス州郊外出身の人はこんな大きなイベントは初めてのようあっけに取られていました。
最後に服部先生にお礼を申し上げ、記念撮影です。アルゼンチンと日本修好125周年なので、水色と赤のアルゼンチンと日本カラーの折り鶴を用意しました。このような文化や芸術の会ができるということは平和の象徴ですね。
なんと、一番乗りのカロリナさんはレングアスビバスではコミュニティカテゴリーの学生ですが、ブエノスアイレス大学の哲文学部の学生で、服部先生の授業を受けたことがあるそうでした。
服部先生も久しぶりに教え子に出会えて喜んでくださいました。
Feria del Libro
http://www.el-libro.org.ar/
日時 4月27日から5月15日まで
会場La Rural, Predio Ferial de Buenos Aires
Ingresos: Av. Santa Fe 4201, Av. Sarmiento 2704 y Cervino 4476 一番最初のサンタフェ通りの入り口は地下鉄D線のPLAZA ITALIA駅からすぐです。 上の大きな看板を目指してください。
時間帯 月から金 午後2時から10時
土日 午後2時から10時
無料入場可能なのは、
毎日12才以下、学校や身体障害者による団体見学、
月から金のみ、 教員、学生、年金受給者、退職者