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【ケベックシティ】ケベックシティで食べる正統派ケベック料理

NAMI

NAMI

カナダ特派員

更新日
2023年6月15日
公開日
2023年6月15日
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モントリオールからボンジュ~ル!
皆さんこんにちは。モントリオール在住、カナダ特派員のNAMIです。

本日はケベックシティ、アッパータウンのランドマークでもあるフェアモント・シャトーフロントナックホテルのすぐ近くにある、伝統的なケベック料理が食べられるレストラン「Aux Anciens Canadiens (オ・ザンシエン・カナディアン)」のご紹介です。

こちらのレストラン、フェアモント・シャトーフロントナックホテルからサンルイ門に向かい、5分くらい歩いたところにあります。
『地球の歩き方 東部22~23』にも載っているレストランで、伝統のケベック料理を堪能する事ができます。

このレストランは、ケベックシティで最も古い家のひとつで1675年に建てられ、1957年に歴史的建造物として指定されました。
当時のアッパータウンの中でも大きな邸宅のひとつでした。
この敷地は1674年11月30日に、隣接するウルスリンヌ修道院の修道女たちによって、屋根職人でもあったFrançois Jacquet(フランソワ・ジャケ)に与えられ、「La Maison Jacquet:メゾン・ジャケ」とも呼ばれています。元々は木造でしたが、1699年頃に切り出された石で再建されました。
建物は2つに分かれていて、正面左側の建物が新しく、右側の少し奥まった建物はフランス政権時代に遡ります。
レストランに入るとわかるのですが、天井がとても低く、建物自体もフランス政権時代に建てられた建物の特徴をあちらこちらに見ることが出来ます。

1815年、この家はSaint-Jean-Port-Joli(サン・ジャン・ポール・ジョリ)地区の領主で弁護士でもあったPhilippe Aubert de Gaspé(フィリップ・オベール・ド・ガスペ)の手に渡りました。
その後、Philippe Aubert de Gaspé(フィリップ・オベール・ド・ガスペ)はケベック文学史上重要な本でもある1750年代を舞台にした、ナショナリズム末期の領主の生活習慣にインスピレーションを受けて書かれた歴史小説「Les Anciens Canadiens(レ・ザンシアン・カナディアンズ)」にちなんで名付けられました。
その本の題名がこのレストランの名前として使われています。

AuxAnciensCanadiensの外観

ランチは午後12時からで、12時ちょうどに着けば予約をする必要はありませんが、どうしてもこのレストランで食事をしたい場合は予約する事をお勧めします。
予約はメールのみになっていますので、ウェブサイトに載っているメールアドレスに日時、予約人数を明記したメールを送って下さい。

天井が低く、フランス政権時代の邸宅を思わせる店内

2023年現在、ランチメニューの料金は、Table d'hôte(定食メニュー)が$39.95、アラカルトメニューは$39.95~$58.95です。

Table d'hôte(定食メニュー)は、ドリンク(ワイン、ビール又はソフトドリンク)、スターター、メイン、デザートの3品で、メニューによっては追加料金が必要です。
メニューに「例:+3」となっている場合は、メニュー料金($39.95)+$3になりますので、気をつけて下さいね。

スターター
メイン
デザート

量は多めなので、カナダの量になれていないという方は、Table d'hôteより高めになりますが、アラカルトメニューを注文した方が良いですね。

AuxAnciensCanadiens

住所
34RueSaint-Louis,Québec,QC
営業時間
月曜日~日曜日:12:00〜21:00
ウェブサイト
https://auxancienscanadiens.qc.ca/
フェイスブック
https://m.facebook.com/auxancienscanadiens
インスタグラム
https://www.instagram.com/restaurantauxancienscanadiens/

本日はケベックシティに行ったらぜひ食べて頂きたい、伝統的なケベック料理が食べられるレストラン「Aux Anciens Canadiens (オ・ザンシエン・カナディアン)」をご紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。

À très bientôt(また近いうちにお会いしましょう)

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