キーワードで検索
皆さん、こんにちは!
今月5月、ナポリは不安定な天候で雨が降ったりやんだり、気温も3月のように肌寒く軽いハーフダウンを朝、晩は着用していました。衣替えをしてもまた小部屋から厚めの服を取り出してこの時期を過ごしていました。ここナポリでもそのような天気でしたので、北イタリアにあります、エミリア・ロマーニャ州は冷え込みますとさらに冷え込みがひどくなり、雨はあまり降らなかったものの、異常な春を過ごしていたところにこの大洪水がどっと来てしまいました。6か月分の雨が一気に降った量だそうです。
雨も大切です。お水がなければみんな死んでしまします。ですが、程度にというのが難しいですね。
均等にといいますか、降らないときはちっとも降らなくて、この夏はどうしたらいいのかと言っていたところでしたので、こんなに一気に雨が降るだなんて誰が想像していたでしょうか?
実は、筆者は約1か月前に、このエミリア・ロマーニャ州でそれも大被害に遭ったラヴェンナやリミニに滞在し、オペラに出演していましたので、正直びっくりしました。
あんなに穏やかでのどかな場所がこんな被害に遭うだなんて、何度も長距離高速バスで行ったり来たりして一番大被害に遭ったファエンツァにも立ち寄りましたし、この大洪水を知った時には本当にがっかりしました。
自然は何が起こるかわかりません、起こった後で人間の力って本当にちっぽけだなあと毎回考えさせられます。
コロナがひと段落した後も、予期せぬことだらけですが、自然と共有しながら人生を歩んでいかなければと運命を感じました。
筆者は仕事以外エミリア・ロマーニャ州には住んでいませんので、ナポリからですがテレビのニュースで知り、その後エミリア・ロマーニャ州に住んでいる歌劇場の同僚たち数名がボランティア活動をしていると知りました。みんなすごいなあ!
幸いイタリア人は前向きで陽気ですので、ロマーニャ・ミアという歌をみんなで歌って励ましあっています。
私も何か協力したいなあと早速気持ちですが寄付はさせていただきました。
ピッパ