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ストックホルムのシンボルとなっている市庁舎が現在の場所に建てられて、今年で100年を迎えます。それを記念して、来る6月16日から23日までの間、ストックホルム市庁舎では様々なイベントが開催されます。
17日(土)から20日(火)9時から15時の間、ノーベル賞晩さん会で使用される「青の間」や「黄金の間」が無料開放され、自由に周ることができます。ガイドもいるので、質問があれば尋ねることもできます。
また17日は、スカンジナビア最大の大きさを誇るパイプオルガンから奏でる音を堪能できるコンサートも開催されます。10時から14時の間、毎時15分間の演奏があります。コンサートの内容など詳細は、ストックホルム市庁舎ウェブページ・オルガンコンサートをご覧ください。
1. ストックホルム市庁舎内部ガイドツアー
17日(土)から20日(火)は、通常有料である市庁舎内ガイドツアーが無料かつ特別バージョンで実施されます。普段開放されていない広間や部屋も訪れることができます。日によって内容や時間、ガイド言語が異なります。
2. ストックホルム市庁舎内スイートガイドツアー
上記と異なり、普段のガイドツアーでは一般開放されていない広間や部屋だけを周るのが、こちらのスイートガイドツアーです。18日(日)と19日(月)は10時の1回のみ、20日(火)は10時/12時/14時の3回実施されます。
3. ストックホルム市庁舎子どもガイドツアー
18日には、子ども(0歳から13歳)を対象としたガイドツアー(整理券要、スウェーデン語のみ)も開催されます。
4. ストックホルム市庁舎外部ガイドツアー
21日(水)は庭園や外観など、市庁舎の外に焦点を当てたガイドツアーもあります。
いずれのガイドツアーも整理券が必要で、中央広場にある特設チケットカウンターにおいて利用日当日9時以降、1人最大4枚まで入手することができます。
1. ストックホルム市庁舎ウェブページ・市庁舎内部ガイドツアー: https://stadshuset.stockholm/stadshuset-100-ar/jubileumsveckan/oppet-hus-i-stadshuset/tider-for-guidade-visningar/
2. ストックホルム市庁舎ウェブページ・市庁舎内スイートガイドツアー: https://stadshuset.stockholm/stadshuset-100-ar/jubileumsveckan/oppet-hus-i-stadshuset/tider-for-svitvisningen/
3. ストックホルム市庁舎ウェブページ・子どもガイドツアー: https://stadshuset.stockholm/stadshuset-100-ar/jubileumsveckan/oppet-hus-i-stadshuset/tider-for-familjedag/
4. ストックホルム市庁舎ウェブページ・市庁舎外部ガイドツアー:https://stadshuset.stockholm/stadshuset-100-ar/jubileumsveckan/oppet-hus-i-stadshuset/tider-for-utomhusvisningar/(Carl Eldhs Ateljémuseumというストックホルム市庁舎から離れたアトリエ美術館でも肖像に関するガイドツアーがあります)
16日(金)と17日(土)20時から深夜1時までの間、青の間と黄金の間が2夜限りでダンス会場となります。1920年代のスウィングやチャールストンで始まり、50年代や60年代のロックンロールなどで会場が温まってくると、70年代の音楽で会場はディスコに、また90年代から2000年代のポップでナイトクラブ化とするようです。残念ながらチケットは現在完売しているようですが、キャンセルがあった場合は再販されるようなので、気になる方はストックホルム市庁舎ウェブページ・ダンスナイトをチェックしてみてください。
16日(金)から23日(金)の10時から22時までの間、106メートルあるタワーに登り、ストックホルム市内のパノラマ絶景を一望することができます。特に、最終回の21時15分に登ると、日没前の絶景を眺めることができるのでおすすめです。
詳しい時間は、ストックホルム市庁舎ウェブページ・タワーをご覧ください(22日は終日閉鎖、日にちのよって一部スケジュールが異なります)。こちらも無料ですが、整理券が必要で、中央広場にある特設チケットカウンターにおいてで利用日当日9時以降、1人最大4枚まで入手することができます。
1923年にストックホルム市庁舎が建てられた時、ヨットや木造船が市庁舎周りを航海しました。それを再現するのが今回のイベントです。16日(金)から18日(日)、市庁舎前横でヨットの体験ができたり、セーリング大会を見て楽しむことはできます。中には、1923年から現役続投中の船もあるようなので、要チェックです。ストックホルム市内のボートクラブではオープンハウスも実施しいています。各日のスケジュールはストックホルム市庁舎ウェブページ・レガッタを確認してください。
「Vegas i Vitan」として、以前Vitaberg公園で開催された文化イベントで成功を収めたコンサートが三夜限定でストックホルム市庁舎広場に帰ってきます。Rennie Mirro、 Karl Dyall 、Joachim Bergströmの3人によるユニットThe High SocietyがBlåsarsymfonikernaオーケストラと共に、スウィング音楽を届けます。時間は、19時30分から1時間程度です。椅子も用意されていますが、先着順となります。
ストックホルム市庁舎ウェブページ・Vegas i Stadshuset: https://stadshuset.stockholm/stadshuset-100-ar/jubileumsveckan/parkteatern-i-stadshusparken/
22日にはストックホルム市庁舎で国王夫妻をはじめ、多くの方を招待して夕食会が行われます。その際、国王夫妻の移動に使用されるのがVasaordenです。ヴィクトリア皇太子・ダニエル王子夫妻の結婚式が行われた2010年以来の活躍となるそうです。
そのため、13日(火)から15日(木)4時から9時に航行の練習が行われ、さらに21日(水)13時から15時30分の間にはVasaordenが本番さながらに装飾されて、リハーサルが行われる予定です。
ストックホルム市庁舎ウェブページ・Vasaorden: https://stadshuset.stockholm/stadshuset-100-ar/jubileumsveckan/kungaslupen-vasaorden/