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夏本番となったアメリカ、7月4日の独立記念日を前に多くの市民がアウトドアを満喫する時期、サンフランシスコ市内でもさまざまな夏のイベントが開催されています。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。
毎年多くの人で賑わうサンフランシスコのプライド・パレード、今年は風が強い曇り空の元、多くの見学客で賑わいました。プライド月間でも、最も人手が多い日曜日のほか、この週末は金曜日にトランスジェンダーのお祭りとマーチがミッション・ドロレス公園で開催、土・日にはシビックセンターで大型な祭典、日曜日にはこの祭典のほかプライドパレードが開催されました。プライド月間を象徴するレインボーの旗ですが、今年はこの改正版で、有色人種を表す黒と茶色のストライプに加え、トランスプライドの旗にちなんだピンク、白、青のストライプが入ったインクルーシブなタイプが増えた印象を受けました。
いつオープンするのか目処が付かないシティIKEAのビル、リバットセンターの店頭もこの週末プライド仕様に早変わりしました。メインエントランスには「誰でも歓迎・もうすぐオープン」のメッセージが!多くの小売店がダウンタウンから撤退する中、IKEAの進出が懸念されていましたが、現在段階ではオープンに向けてのプロセスが進んでいるようです。
今週末、サンフランシスコではフィルモア地区で、フィルモア・ジャズフェスティバルが開催されます。このジャズフェスティバルは、西海岸最大とされ、フィルモア通り沿いでは週末中屋外でジャズライブを楽しめます。
また独立記念日の7月4日は、ミュニシパル・ピアとピア39の2ヶ所からシンクロしながら打ち上げられる大型花火をフィッシャーマンズワーフから眺めることができます。この打ち上げ花火は9時半開始の予定です。
このコラムを書いている2023年6月29日現在、サンフランシスコの市のデータによると今週1週間のサンフランシスコの陽性率は4.2%。先週の6.9%からガクンと減少しています。カリフォルニア州の平均陽性率は4.7%で先週の5.5%からこちらも減少中。このまま夏の間は減少が続くのか、今後の動向をレポートします。