キーワードで検索
景福宮の正門にあたる光化門を正面に右側に進んだところに、去年の10月から 広い広場が公開されています。その名も、松峴緑地広場です。
松峴とはここの地名で、日本統治時代に朝鮮殖産銀行の社宅で、1950年代から90年代までアメリカ軍とアメリカ大使館の職員宿舎がありましたが、1997年に韓国政府に返還され、その後所有者が何度か変わり、現在はソウル市で管理されています。2024年末まで一般市民に公開され、その後は元サムスン会長の李健熙氏の美術館をはじめとした松峴文化公園が建設される予定のようです。
入口にある案内マップを見ると、中央に芝生の広場があり、そのまわりには植物が植えられ鑑賞できるようになっています。
中に入ってみると、芝生の広場内にハヌル所と呼ばれる「空に近い場所」という意味の高さ12メートルの展望台がつくられています。
ハヌル所は火曜日から日曜日(月曜日は利用休みのため利用不可)の10時から20時、10月29日まで利用できます。
9月1日から10月29日まで、第4階ソウル都市建築ビエンナーレが開催される予定ですが、その期間はハヌル所は展示会場として利用されるようです。
散策路に沿って進んでいくと、両側にはいろんな花や植物を鑑賞することができます。
都心とは思えない3万6642㎡規模の広場で、遠くには北岳山や北漢山も見えます。
夜にはライトアップされるので、夜に来るのもおすすめです。