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7月13日(木曜日)から、高気圧が勢力を増し金曜日にかけて熱波が拡大するとされると予報されるカリフォルニア、サンフランシスコも例に漏れず暑くなると警報が出ています。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。
サンフランシスコは今週、典型的な夏の濃い霧と強風により、朝と夜に冷え込む日々が続きました。今週は平均気温が14℃と低く、冷たい風のために手袋や厚手のジャケットが必要なほど夜は冷え込む日々が続きました。ただし、今週末は高気圧の影響で、平年を10〜15度上回る異常な暑さが続くと予報されています。
国立気象局によると、この規模のヒートドームは異例であり、特にその大部分が今週末、カリフォルニア州上空に集中するとのこと。内陸部は極端な気温となり、記録的な高温になるはずとし、金曜の朝から日曜の夜まで、カリフォルニア内陸部のほとんどをカバーする暑さ注意報、注意報、警報を発令しています。
独立記念日の連休も終わり、夏も後半戦となるサンフランシスコ、14日はダウンタウンで、Bhangra & Beats Night Marketが開催されます。これは、南アジアのバングラ音楽とベイエリアの人気音楽ジャンルをミックスしたユニークなナイトマーケットで、ダウンタウン市内の3ブロックに渡り、午後5時から10時まで、ミュージックやフード屋台、カクテルなど屋外を満喫できます。
またナパ全域では今週から23日まで、地元のワインをフィーチャーした大型な祭典Festival Napa Valleyが開催中です。
この秋、COVIDワクチンが市販市場に移行し、連邦政府の配布プログラムから外れるにあたり、バイデン政権は木曜日、ワクチンメーカーに価格高騰を警告し、「9月後半までに」予防接種を準備するよう求めました。この秋に登場する予定のCOVIDワクチンは、2023年のほとんどの期間、米国で優勢だったXBB.1.5亜種をターゲットにしたものとなります。
政権はワクチンが「薬局、診療所、医療提供者の事務所、保健所、その他のケアポイントなど、現在一般市民がワクチンを受けている場所で入手可能な状態を維持し、アクセスを最大化する」ことを期待していますが、連邦政府の配布が終了することにより、メーカーによるワクチンの値上げが懸念されています。
このコラムを書いている2023年7月13日現在、サンフランシスコの市のデータによると今週1週間のサンフランシスコの陽性率は4.2%。先々週から同じ数値を維持しています。カリフォルニア州の平均陽性率は6.5%。先々週の4.7%に比べるとこちらは増加傾向です。